映画専攻
◆学科・専攻概要
高度な専門知識と芸術的感性を育成する
映画産業は、21世紀の基幹産業と期待されるコンテンツ産業のなかでも、中核的位置を占めるものです。映画専攻は、国際的に流通しうるナラティヴ(物語性)な映像作品を創造するクリエイター、および高度な専門知識と芸術的感性を併せもつ、映画制作技術者を育成することを目的としています。映画専攻の学生が触れる施設・機材・備品はプロが使用しているものと同じです。講師陣には、第一線で活躍する専門知識を持った多種多様なプロが揃っています。さらに何よりも、同じ志を持った仲間が各分野に集まっています。そして映画を分析し、自らの表現へと昇華するための技術を磨く環境が横浜校地にあります。映画を追究する信念さえ持てば、映画専攻の扉を叩くことは容易であり、最も適した場所といえるのです。
新しい映画制作システムの構築へ
これまで培われてきた日本映画の制作手法には、良い意味でも悪い意味でも日本独自の手法があります。大学という機関で、カリキュラムを作成していく最も大きな意味は、こうした現状を一歩踏みとどまった視点から客観的に体系化することでしょう。特に、映画は監督の役割ばかりが強調されているために、制作に関わる細部の仕事が教育現場において軽んじられる傾向があります。現在、撮影、照明、美術、録音、編集、音楽など、技術スタッフが持つ創造性への評価を取り戻すことは急務であり、本専攻の大きな役割です。
また、美術や音楽分野がその産業としての振興と教育体制の確立が明治の初期から行われてきたのに対して、映画映像産業が、教育機関との連携無しにここまで進化してきたために、現状では映画映像産業界から、むしろ教育機関側が、学ばなければならない状態になっていると言えるでしょう。産学の連携についての新しい取り組みが求められる理由はここにあります。
◆カリキュラム
○カリキュラム(大学院教育研究)
各領域では、ゼミナール形式で専門的指導を受けます。また、自らが志望する専門分野に加え、一般の配給映画をフィルムなどで鑑賞し、映画理論や演出、脚本研究や映画音楽など様々な講義を行っています。
映画専攻では、それぞれの分野の学生が同じ目標のもと、通年映画制作を行います。ドラマ性を持った映画を主に、短編から長編まで、扱うメディアも映像の大きな変貌の波に対応すべく、フィルムとビデオ、16mmから35mm、DV、HDV、HDと実に多彩です。
また、作品規模に応じた制作費を大学が用意し、学生は役者の出演やロケーションの選定の交渉、業者から機材や備品の手配など行います。また、インターンシップなどでプロの制作現場を経験し、修了後の社会との関わりを築いていきます。
○その他
−主な就職先−
シネバザールキャスティング分室(監督業)、スターダストピクチャーズ、博報堂DYメディアパートナーズ
トリクスタ(起業)、ラピュタ阿佐ヶ谷(映画館)、トランスフォーマー、アオイスタジオ、ディレクターズ
(株)メディア・ファクトリー、(株)イメージスタジオ・イチマルキュウ、ミコット・エンド・バサラ(株)
(株)ピクト、(株)キュレイターズ、川口市映像・情報メディアセンター、東京都写真美術館
(株)ライトニング、(有)ディレクションズ、武蔵野美術大学







