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映像研究科 メディア映像専攻

メディア映像専攻

◆学科・専攻概要

授業風景

メディアから見る姿勢
 写真が発明されて150年を越える時間が流れましたが、この間に写真は銅板からガラスに、それがフィルムと印画紙に移り、さらに印刷への応用がなされ、ついにデジタルデータの時代へと、出力の形態が変化し続けました。こうしたメディア=媒体の変化にもかかわらず、表現者として変わらない部分はどこにあるのでしょうか? 逆にまた、こうした変化に対して、表現者としてなんらかの提案をなすべきではないでしょうか? 技術的なハードルが高くなればなるほど、表現者は取り残され、ただの利用者になってしまいがちです。与えられたままではなく、主張すること。無いのなら自分で、作り出すことが、今こそ大切なのではないでしょうか?

デジタルメディアの特性
 コンピュータは、私たちの生活のさまざまな側面に影響を与え続けています。合理的な道具として迎え入れてきましたが、表現の道具(=メディア)として考えた場合には、いったいどのような利便性、合理性、可能性があるのでしょうか? デジタルの力とは、対象を数値情報にする力であると考えることができます。このことによって、複製物とオリジナルの境目が無くなると同時に、世界中に自由に情報を流通させることができるようになりました。オリジナルの絵画やフィルムに頼ることなく、作品を見せることができるわけです。さらに、情報を操作するためのインターフェイスの存在がクローズアップされることで、作り手と受け手の関係性が、一方的な形から、相互作用的(インタラクテイブ)なものに変化しつつあります。こうした特性は、まだ充分には研究開発され尽くしていません。なぜなら、研究開発するという作業自体が表現を作り出すという行為によって深められてゆくものだからです。

創造を通した研究体制
 すでに完成された美学があれば、その理論に沿わせることで作品はできあがるかもしれませんが、他者との関係性の中で表現が完成される場合には、作るという過程を通して、そこで起こりつつあるできごとを、メディアの側面から分析することが求められます。その意味で、表現者と研究者によって構成される本専攻では、表現者の養成と同時に、表現を深化させるための技術の開発を行うことを目指しています。そのために、実制作やワークショップを通して、メディアの表現、理論、メディアの構想、設計という4本の柱で推進しています。


 >> 大学院映像研究科パンフレット(2008年発行)(PDF 1.5MB)

◆カリキュラム

授業風景

○カリキュラム(大学院教育研究)
 1年次は、さまざまなメディアを横断的に扱いながらそれぞれの表現メディアの特性を理解します。そのために、グループによる制作に重点をおき、ディスカッションによる問題発見から問題解決までを制作を通して進めて行きます。
 2年次は、修了制作(修了論文)に向けて、主査の指導のもとに他領域ともコラボレーションしながら横断的なプロジェクトを実現していきます。各年度末には、総合的な展示イベントを、専攻をあげて実現し外部との接点をつくります。


カリキュラム

○その他
−主な就職先−
シネバザールキャスティング分室(監督業)、スターダストピクチャーズ、博報堂DYメディアパートナーズ
トリクスタ(起業)、ラピュタ阿佐ヶ谷(映画館)、トランスフォーマー、アオイスタジオ、ディレクターズ
(株)メディア・ファクトリー、(株)イメージスタジオ・イチマルキュウ、ミコット・エンド・バサラ(株)
(株)ピクト、(株)キュレイターズ、川口市映像・情報メディアセンター、東京都写真美術館
(株)ライトニング、(有)ディレクションズ、武蔵野美術大学

設置年月:
平成18年4月
学生入学定員:
16名
メディア映像専攻教員:
佐藤 雅彦(メディアデザイン)
藤幡 正樹 (メディアアート)
桐山 孝司(コンテンツウェア開発)
桂 英史(メディア文化財)
木村 稔
教育科目:
>> 履修案内
>> シラバス