HOME > お知らせ一覧 >「東京藝術大学カレンダー・2010」販売のご案内

お知らせ

「東京藝術大学カレンダー・2010」販売のご案内

 大学美術館収蔵品である片岡華江(かたおかかこう)(1889-1977)が制作した螺鈿手板(らでんていた)をモチーフとした「東京藝術大学・2010カレンダー」を、10月1日から藝大アートプラザで販売いたします。
 黒を基調とした同カレンダーは、本学教員による解説付きで、切り取り不要なツインリング仕上げとなっております。

 螺鈿とは、貝(夜光貝、白蝶貝、黒蝶貝、青貝、鮑など)の真珠層の部分を文様として漆地あるいは木地などの表面に飾る技法であり、紀元前の遺物にもみられるなど、古くから器物の装飾法として使用されていたことが知られ、主として東アジアで盛んに展開しました。
 当該カレンダーのモチーフである螺鈿手板は、本学美術学部工芸科漆芸研究室に保管されていた技術見本の手板類であり、昭和61年11月7日に大学美術館の前身である芸術資料館の収蔵品として新規登録したものです。また、文化庁所蔵の技術記録手板の制作と同時期に、松田権六の依頼により片岡華江が制作したものであり、文化庁編『無形文化財記録 工芸技術編2 螺鈿〈片岡華江〉』(第一法規出版 昭和44年)には、その制作に用いた技法、材料や道具が詳細に記録されています。
 制作者の片岡華江は、明治22年浅草に生まれ、同38年に螺鈿師であった父の死去につき、親戚であった東京美術学校教授の川之辺一朝に入門し、大正3(1914)年より東京美術学校漆工科の螺鈿技術の講師(〜昭和18・1943年)を依嘱されました。昭和天皇の御成婚の際の《献上御書棚》(昭和3年完成)をはじめ、数々の東京美術学校監造依嘱制作の螺鈿を担当しました。

「東京藝術大学カレンダー・2009」

◆月別絵柄一覧
1・2月  肉彫 黒蝶貝
3・4月  薄肉 夜光貝
5・6月  平文 白蝶貝
7・8月  薄貝研出シ 鮑貝
9・10月  高肉彫 黄蝶貝
11・12月  肉彫 鮑貝


仕様 壁掛け型、縦620×横420、7枚(表紙を含む)、ツインリング綴じ、作品解説付
価格 700円(税込み)

2010藝大カレンダー頒布価格変更
平成22年2月1日(月)から下記のとおりにする。
変更前:1,300円(税込み)
変更後: 700円(税込み)
販売場所 藝大アートプラザ(上野キャンパス内)
  >> 藝大アートプラザ
問い合わせ 藝大アートプラザ
TEL: 050-5525-2102  FAX: 050-5525-2486
RSS FEED RSS FEED RSSとは?