「匠に学ぶワークショップin東京藝術大学vol.8」の開催について
7月31日(土)、第60回"社会を明るくする運動"「匠に学ぶワークショップin東京藝術大学vol.8」が開催されました。
"社会を明るくする運動"とは、すべての国民に、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの立ち直りについて理解を深めてもらい、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、法務省が主唱しています。
本学では、だれもが暮らしやすく、夢や希望を持って生きていける明るい地域づくりに貢献するため、同運動に賛同し、平成15年より、子どもと保護者が一緒に過ごせる創作・表現の場と、その指導に当たる専門家との交流の機会を提供するワークショップを開催しています。
今回は、鍛金教室「銀のスプーンを作ろう!」、デザイン教室「いろんなものをぶら下げてバランスをとるモビールを作ろう!」、音楽教室「竹の太鼓を作って、演奏しよう!」の3講座が開設され、台東区内の小学生とその保護者ら48組96名が、本学教員や学生らの指導を受けながら創作体験をしました。
銀のスプーンを作ろう!
鍛金教室では、親子一組で1本のスプーンを制作。子どもたちは、教員や藝大生の指導のもと8mm×80mmの銀の四角い棒をバーナーで熱したり、金槌で叩いてのばしたり、仕上げに削って磨いたりし、各々がデザインしたオリジナルスプーンを作り上げました。終了後には、完成した手作りスプーンで美味しそうにかき氷を頬ばっていました。


いろんなものをぶら下げてバランスをとるモビールを作ろう!
デザイン教室では、モビール(動く彫刻)を制作。子どもたちのアイデアで色鮮やかに描かれた花や動植物、惑星などの絵が、親子の協力で平面や立体作品に。穴をあけ糸に吊るした作品を針金に掛け、上手にバランスをとってぶら下げたら完成です。今回初めて参加した親御さんからは、「たくさん道具があって、何でも作れそう」と喜びの声が聞かれました。


竹の太鼓を作って、演奏しよう!
音楽教室では、竹の太鼓を制作。子どもたちは慣れない道具を使って、直径が15cm以上もある太い竹に穴をあけたり削ったりした後、水に浸して柔らかくなった皮を張り、竹の太鼓を作りました。皮が乾いてなじむまで、奏楽堂内部を探検したり、演奏の練習を行い、最後は奏楽堂のステージに立って、ワークショップ参加者全員の前で息のあった演奏を披露しました。


閉講式では、参加した子どもたち一人ひとりに、篠原教授(鍛金教室)、清水教授(デザイン教室)、藤本准教授(音楽教室)から修了証が授与されるとともに、司会の松下教授から「これであなたも匠の一員です!」という言葉が贈られ、子どもたちにとって素敵な夏の思い出となりました。







