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アウト・オブ・サイト

outofsight 造形作家、池田政治の軌跡をまとめた一冊。豊富な作品と撮り下ろしアトリエ写真とともに、簡潔明快なテキストで、作家として40年以上の業績を一望する。芥川賞作家の絲山秋子が本書のために書き下ろしたエッセイも併載。
 池田は、デザイナー柳宗理に師事するが、工業デザインに違和感を感じ、制約のない純粋なかたちの追求を試み、木彫を手がける。しかし禁欲的といえるほど抽象的な形態追求に行き詰まるが、「あること」をきっかけに作家としての自己を解放し、具象形態を織り込んだ彫刻作品を制作していく。
 一方で池田は、東名高速足柄サービスエリアや群馬県庁パブリックアート計画など、公共空間のデザインを多く手がけ、造形と社会との関係を問いつづけてきた。
 民藝運動創始者の柳宗悦への共感、その子息柳宗理への反発と尊敬、画家有元利夫との共鳴など、多くの出会いの中で、造形作家としての独自の立ち位置を見出していく池田の歩みは、デザインとアートが交錯する未踏の領域に進んでいこうとする人たちにとって、力強い道標となるだろう。
 池田は、東京藝術大学美術学部デザイン科で23年間教鞭をとり、美術学部長を務めた。本書は退任記念展にあわせて刊行された。

著者:池田政治
定価:本体3,000円+税
ISBN:978-4-904049-35-8 C3070
発行:2013年1月4日

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