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T5 台湾書籍設計最前線

T5

B5 変型 171mm×240mm
168 頁 オールカラー
東京藝術大学出版会
編:東京藝術大学美術学部
日本語
定価:本体2,500 円+税
ISBN: 978-4-904049-47-1 C0072
発行:2015年11月9日
お問い合わせ:東京藝術大学出版会
TEL:050-5525-2026

>> T5 website (http://t5.geidai.ac.jp/)

現在活況を呈する台湾のブックデザインを日本で初めてまとまった形で紹介する。台湾ブックデザインを代表するデザイナー5 組を1 万字のインタビュー記事と撮り下ろしの作品写真で、各24 頁で紹介。登場デザイナーは、聶永真(アーロン・ニエ)、王志弘、小子、霧室、何佳興。それぞれの代表作を一つひとつ丁寧に語りながら、斬新な印刷や製本の背後にある緻密で骨太のデザイン思想を、デザインジャーナリストの渡部千春、雪朱里が浮き彫りにする。

後半は、台湾の出版文化をめぐる4つの記事。台湾で唯一の活字販売鋳造所「日星鑄字行」、2つの個性的な出版社の取材、戦前に台湾で育ち日本と台湾を造本で結んだ文学者、西川満についてのエッセイ。

装幀には、台湾の買い物袋に使われている4色の樹脂製メッシュ素材を台湾から取り寄せて日本で製本。

「いまなぜ台湾のブックデザインか?」
(編集担当:藤崎圭一郎/東京藝術大学デザイン科准教授)

いま台湾では主に40 歳以下の優秀なデザイナーが次々と頭角を現して、特にブックデザインやCD ジャケットのデザインが活況を呈している。

日本は今、出版不況のために流通上の制約やコスト削減のためにデザインの自由度がどんどん減っているが、台湾では日本ではコストがかかって実現できない印刷加工が施されている書籍が書店で売られている。刺繍されていたり、表紙が手でちぎられたように破けていたり……。台湾の書店では日本の小説家の翻訳本が多く売られているが、日本の装幀より明らかにデザインがいいものがかなりある。

台湾も出版事情は厳しく、報酬も安いと聞く。しかし、欧米や日本の影響を受けるだけの段階を超えて、若い人たちが台湾のアイデンティティを探し求めて、それがギャラは安いが広告などに比べて比較的に制約が少ないブックデザインやCD ジャケットデザインの分野で花開いている。

ちょうど日本独自のデザインを求めて若手が次々と台頭した1950 年代後半~1960 年代前半の東京五輪前後「日本のデザインの青春時代」の事情に重なり合う。青春時代の記憶を忘れかけている日本のデザイン界に、台湾のブックデザインの状況を広く知らしめることは、非常に意味のあることだと考える。

もくじ
016 聶永真(アーロン・ニエ)
040 王志弘
064 小子
088 霧室
112 何佳興
138 日星鑄字行
146 田園城市
156 雄獅美術
160 華麗島の歳月──美本は臺北から
   文:李志銘

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オンライン書店で購入: amazon.co.jp(近日販売予定 2015/12/7)
お問い合わせ:東京藝術大学出版会 TEL:050-5525-2026