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ご挨拶

 我が国の芸術教育を興すにあたり、音楽取調掛が1879年(明治12)に、図画取調掛が1885年(明治18)に文部省に設置されました。この組織が1887年(明治20)にそれぞれ東京音楽学校、東京美術学校と改称され、現在の上野に東京藝術大学の前身ができあがりました。1949年(昭和24)、本学は戦後の学制改革により国立で唯一、芸術の高等教育を行う大学として発足し、誇りと品格を持ちながら現在に至っております。

 その節目にあたる創立120周年を迎え、本学は展覧会事業、演奏会事業、映画制作事業、地域連携事業、シンポジウム、施設整備事業および連携組織事業を大きな7つの柱とし、教員・職員・学生・卒業生及び外部の方々の協力のもと、一致団結し60を超える記念事業を実施してまいりました。

 古きをたずね新しきを構築するという温故知新の大きな理念のもと、私どもの数多き記念事業は、自画自賛かもしれませんが成功裏に終えることができ、日本の文化芸術の発展に少なからず寄与できたものと自負しております。

 しかし、ひとつの大きな出来事というものが忘れ去られるのは、意外に早いものです。今回の記念事業が、本学における一過性のお祭りとしてではなく、日本や世界の芸術の高等教育の中で、ひとつの指針あるいは礎として将来に繋がってくれたらと考えております。

 この一年間に催した記念事業にかかわることができた喜びを、改めて教職員・学生の皆さんとともに噛みしめるところです。この成功は、企業・財団・自治体・関連団体をはじめ、個人にいたるまで幅広い方々の物心両面でのお力添えのたまものです。お寄せいただいた予想を上回る多額の記念募金をはじめとして、積年の夢を実現させていただいた学外からのご支援への感謝の気持ちを、大学を代表してここに表したいと思います。
 皆様ありがとうございました。

東京藝術大学長
宮田亮平

創立120周年記念事業にあたって

 創立120周年記念実行委員会では、記念事業として7つの柱を立ち上げました。展覧会事業、演奏会事業、映画制作事業、地域連携事業、シンポジウム、施設整備事業、連携組織事業の7つです。各事業のもとに様々な企画が組まれ、平成19年4月から平成20年3月末まで、ほぼ一年間をかけて実行していくことを基本方針としました。

 記念事業の実施にあたっては、120年という歴史を振り返って、「芸術の拠点」としての本学の使命を改めて確認するとともに、「藝大」としての新たなアイデンティティの確立と今後の活動の指針づくりというねらいもありました。

 本学の前身である東京美術学校と東京音楽学校から現在に至るまで、美術の作品制作と音楽の作曲、演奏活動は本学において2つの大きな軸を形成しております。幸いなことに平成10年に新奏楽堂が、翌11年には大学美術館が教育・研究の発表の場として新たに開設されました。記念事業の実施にあたり、この2つの施設を充分に活用し成果をあげることができたと確信しております。

 平成16年4月に国立大学が法人化され、大学も従来の教育と研究だけでなく、開かれた大学として、社会への貢献が強く求められるようになりました。地域連携事業では、学外に広く研究発表の場を拡大し、地域との協働による芸術活動のあり方を提案してきました。平成19年4月には、対外的な窓口として社会連携センターを開設し、社会との連携事業を推進していく体制が整いました。連携組織事業では、アジアの芸術大学の学長をお招きして「藝術大学サミット」を開催し、連携に向けての共同宣言文が採択されました。

 記念事業はつつがなく終了する事が出来ました。これも皆様方のご理解と幅広いご支援の賜物と改めて御礼申し上げます。

学長特命(創立120周年記念事業担当)
美術学部教授
池田政治

創立120周年記念事業ロゴマーク

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 このロゴマークは、本学美術学部デザイン科視覚系三研究室合同により制作されたものです。