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美術学部芸術学科・大学院美術研究科芸術学専攻 紹介

東京藝術大学芸術学科の歴史は、旧制の東京美術学校と東京音楽学校が統合され、新制の東京藝術大学が発足した1949(昭和24)年まで遡ることができます。

芸術学科とは、美学・美術史の知識を身に付け、諸芸術に関する理論的分析や解釈を深く学ぶことを通して、制作者とは異なる様々な立場から美術に関わる専門家を目指す学問分野です。本学の芸術学科では、成立当初より伝統的に、基礎実技が学部の必修科目とされていますが、これも制作の実体験を通しての作品理解を目的としたカリキュラムの重要な一環となっています。

教育研究体制としては、美学、日本・東洋美術史、西洋美術史、工芸史の4つの研究室が設置されており、学問的な手続きに則って美術作品の分析や評価を行う能力と感性を養うカリキュラムが用意されています。また、美術館・博物館の学芸員資格および教員免許取得(中学美術・高校美術)のための科目も設定されています。

学部の1、2年次では概説の講義を中心に履修し、諸芸術に関する広範な基礎知識を身につけると同時に、語学能力の修得に努めます。3年生になると、より専門的な特殊講義、演習を受講する中で、自分の専門とする研究領域を定め、4年次には選択した専門領域の担当教員の指導のもとで卒業論文を執筆します。

研究者や学芸員等の専門職を目指す場合は大学院に進学します。2年間の修士課程では、いずれかの研究室に所属し、担当教員の指導、特殊講義や演習、さらには院生同士の交流等を通して専門領域に関する知識を深めていきます。各自の研究成果はゼミで発表し、最終年度には修士論文を執筆します。

博士後期課程になると、専門領域について独自の成果をあげる研究能力を身に付けることが求められます。その研究成果は機会に応じて学内外の学会・研究会・学術誌で発表し、専門的な研究者としての経験を積みます。最終年度には、指導教員の支援により博士論文を執筆することが目標となります。

芸術学科での学生生活を通して在学生は、自分は芸術とどのように関ってゆきたいのかを見定め、専門的な研究者の道を選ぶ、あるいは芸術と関る他分野への貢献を目指すなど、それぞれの将来を見つけていきます。卒業生は、専門研究者、美術館・博物館学芸員、美術批評家、ジャーナリスト等、芸術に関わる幅広い分野で活躍しています。




このホームページのデザインは、数年前、平成19年の卒業生である長久智子さんと永松左知さんが在学中に作成し、当時の学科助手石関正史さんが世話役となって進めたものでした。その後さまざまな事情により公開が遅れてきましたが、ようやく、完成・公開することができました。これらのみなさんのご尽力に対し、学科教員一同、深く感謝いたします。



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