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「アジアの楽器図鑑」は、児童むけに、日本を含むアジアの楽器と音楽を紹介するサイトです。各楽器を、動画と画像とともに分かりやすく説明します。ネイティヴの発音で聴く楽器名や、準備風景など、他のサイトにはない情報が満載です。さらに各国や民族の概況も見ることができます。音楽を通じたアジアの交流は故小泉教授のモットーでした。当室は故人の方針を受け継ぎ、さらに研究成果の蓄積を社会に還元する手段として、このサイトを制作しました。サイトのバナーをクリックするとアジアの楽器地図がひろがります。子供も大人も、ナビゲーターの「しりた君」といっしょに、アジアの音の旅をお楽しみください。

*当サイトの制作と公開にあたり、以下を含む複数の研究助成を受けました。
科学研究費補助金基盤研究(B)「芸術系大学における楽器資料の教育資源化」
研究代表者:植村幸生当室長(2008・2010年度)

*現在「アジアの楽器図鑑」は一部のメンテナンスを行なっており、動画が見られなくなっております。ご容赦ください。

邦楽器は、発音機能と、物としての美しさをかねそなえた究極の工芸品です。洋楽器の多くは大量生産を前提とする工業製品ですが、邦楽器では、今なお複雑な製作過程のほとんどを、職人の手作業に負っています。一工程たりともおろそかにしない姿は、まさに「丹精」とよぶことができるでしょう。またその精緻さは、世界的にも驚異的なレベルにあります。本展は、こうした邦楽器の製作過程に光をあて、楽器に集積した知恵と技をあらためてほり起こします。 企画にあたっては、邦楽器の製作と地域の特性との関連にも注目します。東京藝大のおかれた台東区など下町一帯は、かつて江戸時代の花柳文化の中心地でした。また明治期の邦楽隆盛を背景に、邦楽従事者や邦楽器製作者も数多く存在していました。その歴史をひもときながら、台東区を中心とした邦楽器製作者の方々に協力をあおぎ、実物資料と写真、動画、実演をまじえて、代表的邦楽器の製作過程をみつめます。

*本展は、下記研究成果の一環として企画されました。
科学研究費補助金基盤研究(B)「大学と地域の連携による江戸伝統音楽・芸能の継承支援:新たなインリーチを求めて」
研究代表:植村幸生当室長(2012・2014年度)
共同研究者:薩摩雅登、小島直文、尾高暁子、松村智郁子、久保仁志、佐竹悦子、塚原康子

当室が所属する東京芸術大学は、東京の下町、上野にあります。江戸時代以来、下町は諸芸能が発展する根拠地となってきました。このDBは、そんな下町の歴史をさかのぼり、パフォーマンスにかかわる諸事項を時代ごとに提示します。どんな芸能や祭りを、どこで、誰が催し、どのような人々が支えたのか。このDBで、下町が積み重ねた芸能やこれにともなう物作りの記憶を上野・浅草を通してほり起こし、芸能や技の伝承の今を考え直してみたいと思います。

*本DBは、上記「科学研究費補助金基盤研究(B)『大学と地域の連携による江戸伝統音楽・芸能の継承支援:新たなインリーチを求めて』」の研究成果の一環として制作されました。

標記の展覧会で展示された、能楽と題材が共通する本学所蔵の絵画や彫刻作品にちなみ、能楽(連吟、仕舞、舞囃子)を上演しました。美術作品と能楽の相互理解を深めるため、シテ方能楽師と日本美術研究者の対談を交え、「美術から能楽を」「能楽から美術を」という双方向の芸術鑑賞を促す試みといえます。

*本公演の実施にあたり、以下の助成を受けました。藝大フレンズ賛助金, 東京藝術大学音楽学部同声会助成金, 公益財団法人 文化財保護・芸術助成財団