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関心 |
業績
谷口 文和
TANIGUCHI Fumikazu
1977年生
亜細亜大学短期大学部所属
mail: taninen@asia-u.ac.jp
tel: 0422-36-1481(研究室)
学歴
- 東京芸術大学音楽学部卒業(2001.3)
- 同大学院音楽研究科修士課程修了(2003.3)
- 同大学院音楽研究科博士後期課程単位取得退学(2008.3)
- 修士(音楽)東京芸術大学
職歴
- 東京工業大学非常勤講師(2004.10-2011.3)
- 大妻女子大学短期大学部非常勤講師(2006.4-2011.3)
- 東京芸術大学教育研究助手(2008.4-2009.3)
- 明治大学兼任講師(2008.4-)
- 関東学院大学非常勤講師(2008.4-2009.9)
- 立教大学兼任講師(2008.4-)
- 亜細亜大学短期大学部特任講師(2009.4-)
- 京都精華大学非常勤講師(2010.9-)
- 東京芸術大学非常勤講師(2011.4-)
社会活動
外部資金獲得状況
- 科学研究費補助金・若手研究(B) 「レコード音楽の表現形式に関する理論と分析方法の構築:空間表現を中心に」研究代表者
2009〜2010年度 研究課題番号21720046
関心
主な研究テーマ
- 録音メディアを前提に成立した音楽における、表現や価値観の問題。特にメディア上で音を合成・加工することによる新たな表現技法の成立過程や、その音に対する認識のあり方(音色や空間性など)について。
- 電子音響機器のユーザとしての音楽家に関する技術社会論的視点からの研究。新たな技術の導入を媒介とした実践的知識の変容やその共有について。
- 技術的観点から見た楽器学パラダイムの諸問題。20世紀において録音技術や電子音響技術が出現して以降の音楽実践の変容と、「楽器/機材」概念の多義性について。
- 楽譜を前提とした音楽理論の限界を克服するための、今までの議論の学説史的検討と新たな理論の構築。特に身体/楽譜/録音の間メディア的視点による音楽認識の方法について。
主な教育テーマ
- 音楽概念の多様性をめぐる諸問題。音楽観を支える社会的背景、西洋近代的音楽観の理論的基盤と20世紀におけるその拡張・拡散、文化相対主義の理念にもとづく異文化理解とその課題など。
- メディアを切り口とした音楽理解の方法について。楽器と身体、口頭伝承、楽譜、録音の相互比較を通じて、各メディアの特徴と音楽文化における役割を検討する。
- 録音技術のメディア社会史。音の記録・加工・複製がもたらした音のとらえ方の変化、レコード産業の成立とそのデジタル時代における動向、レコードを前提とした音楽文化の形成、音楽著作権の基本枠組など。
- 「メディア表現」として見たレコード音楽の表現形式について。録音方法の歴史的変遷、電子音響合成技術の様々な利用法、録音物の編集、デジタル・サンプリングなどを例に、映画のモンタージュや特殊効果にあたるような技法がどのように成り立っているかを考察する。
- 音についての/音を介した認識の社会的構築について。身の回りにある音から得られる経験や知識のあり方、音楽/ノイズといった聴覚的現象をめぐる社会的な意味付けなどを考察するとともに、音に触れることに対する自分自身の意識を喚起する。
業績
著書
論文
- 2000 《卒業論文》 「クラブ・ミュージック研究 ―― 『レコードを前提とした音楽』としての側面から」、東京芸術大学音楽学部。
- 2002 《修士論文》 「ターンテーブリズム研究 ―― 『楽器としてのターンテーブル』をめぐって」、東京芸術大学大学院音楽研究科。
- 2004 「ターンテーブリズムにおけるDJパフォーマンスの音楽的分析」、『ポピュラー音楽研究』 第7号、15〜34ページ。
- 2004 「録音・複製テクノロジーと音楽聴取体験の多層化 ―― オーディオ趣味とDJ文化を中心に」(増田聡との共著)、『鳴門教育大学研究紀要(芸術編)』 第19巻、25〜35ページ。
- 2009 「デジタル・シンセサイザのユーザにとってのキーボード観 ―― 1980年代における『音作り』の実践を例に」、『ポピュラー音楽研究』 第12号、3〜17ページ。
- 2009 「『楽器としての録音技術』の多義性 ―― ターンテーブリズムにおける『演奏する身体』をめぐって」、『東洋音楽研究』 第74号、63〜74ページ。
- 2010 「レコード音楽がもたらす空間 ―― 音のメディア表現論」、『RATIO SPECIAL ISSUE 思想としての音楽』、240〜265ページ。
口頭発表
- 2001 「ターンテーブリズムにおけるDJパフォーマンスの音楽的分析」、日本ポピュラー音楽学会第13回大会(関西大学、12月2日)。
- 2003 「ターンテーブリズム研究 ―― 『楽器としてのターンテーブル』をめぐって」、東洋音楽学会東日本支部第4回定例会(上野学園大学、3月15日)。
- 2003 「ターンテーブリズム研究 ―― 『楽器としてのターンテーブル』をめぐるコンテクストの形成」、日本音楽学会第304回定例研究会(武蔵野音楽大学、6月14日)。
- 2003 「採譜の理論的再検討 ―― 音楽体験の視覚化に向けて」、東洋音楽学会第54回大会(エリザベト音楽大学、10月26日)。
- 2003 「録音・複製技術と音楽聴取体験の多層化」、日本ポピュラー音楽学会第15回大会(中京大学、11月30日)。
- 2004 《ワークショップ》 「DJ/クラブ文化研究の現在」(遠藤薫、木本玲一、谷口文和)、日本ポピュラー音楽学会第16回大会(東京藝術大学、11月28日)。
- 2005 「『楽器』から『機材』へ ―― DTMにおける音楽実践の変容と『キーボード』の位置付け」、日本音楽学会第56回全国大会(明治学院大学、10月22日)。
- 2006 「音楽制作環境の私有化とミュージシャンシップの再編成」、日本ポピュラー音楽学会第18回大会(東京大学、12月3日)。
- 2010 《ワークショップ》「大学教育におけるポピュラー音楽 その2」(谷口文和、安田昌弘、山路敦司、吉岡英樹)、日本ポピュラー音楽学会第18回大会(東京芸術大学、11月28日)。
- 2011 《シンポジウム》「ポスト・パッケージ時代の音楽活動 ―― ネットレーベル現象から考える」(今井晋、樺島榮一郎、谷口文和、日高良祐)、日本ポピュラー音楽学会2011年関東地区第2回例会(亜細亜大学、9月10日)。
その他の記事
- 2004 「ジェフ・ミルズ ―― DJとアーティストの狭間から『EXHIBITIONIST』が問いかけるもの」、『ミュージック・マガジン』 2004年2月号、62〜65ページ。
- 2004 《項目執筆》 「XTC」 「フランク・ザッパ」、『スーパーニッポニカ Professional』 東京:小学館。
- 2005 《インタビュー》 「DJケンタロウ」、『ミュージック・マガジン』 2005年1月号、70〜73ページ。
- 2005 「レコードは、初めから円盤だったわけではない」、『レコード・コレクターズ』5月増刊号(レコード・CDトリヴィア大百科) 16〜19ページ。
- 2005 「アナログ盤の歴史を知ればいろんな秘密が見えてくる」、『レコード・コレクターズ』5月増刊号(レコード・CDトリヴィア大百科) 64〜67ページ。
- 2006 「新しいビジネス、揺れ動く価値観」、『InterCommunication』 2006年冬号、56〜57ページ。
- 2006 《語句解説》 「DJ」、『ミュージック・マガジン』 2006年3月号、82ページ。
- 2006 「ネットは何を『共有』するのか?」、 『Winny ファイル共有のトリセツ』 東京:アスペクト、28〜30ページ。
- 2006 《語句解説》 「民族音楽(学)」、『ミュージック・マガジン』 2006年5月号、75ページ。
- 2006 《語句解説》 「MC-8」、『ミュージック・マガジン』 2006年7月号、82ページ。
- 2006 《項目執筆》 『きっずジャポニカ』 東京:小学館。
- 2006 《分担執筆》 小沼純一監修 『あたらしい教科書 音楽』、東京:プチグラパブリッシング。
- 2007 《語句解説》 「BPM」、『ミュージック・マガジン』 2007年10月号、83ページ。
- 2007 《語句解説》 「チョップ」、『ミュージック・マガジン』 2007年12月号、82ページ。
- 2008 《座談会》 「初音ミクと未来の音 ―― 同人音楽・ニコ動・ボーカロイドの交点にあるもの」(東浩紀、伊東剛、谷口文和、DJ TECHNORCH、濱野智史)、『ユリイカ』2008年12月臨時増刊号、143〜161ページ。
- 2009 《インタビュー》 「iPhoneと音楽史」、徳井直生、永野哲久、金子智太郎 『iPhone×Music ―― iPhoneが予言する「いつか音楽と呼ばれるもの」』、翔泳社、208〜219ページ。
- 2010 《語句解説》 「ウーリッツァー」、『ミュージック・マガジン』 2010年2月号、81ページ。
- 2010 「『弾かないピアノ』を想像する」、『ユリイカ』 2010年4月号、219〜223ページ。
レビュー