メルロ=ポンティとその周辺: 哲学と芸術
現代フランスの哲学者、メルロ=ポンティは、先行する世代や同世代の多くの哲学者や芸術家の作品との対話を行いながら自らの思想を形成した。また彼の思想は、後に続く哲学者や芸術家に示唆を与えた。この授業では、メルロ=ポンティを取りまく芸術家や哲学者と彼の思想との関係を、一回につきおもに一人の芸術家または哲学者を取り上げながら論じる予定である。
※ 成績評価は出席とレポートによる。
現代フランスの哲学者、メルロ=ポンティは、先行する世代や同世代の多くの哲学者や芸術家の作品との対話を行いながら自らの思想を形成した。また彼の思想は、後に続く哲学者や芸術家に示唆を与えた。この授業では、メルロ=ポンティを取りまく芸術家や哲学者と彼の思想との関係を、一回につきおもに一人の芸術家または哲学者を取り上げながら論じる予定である。
※ 成績評価は出席とレポートによる。
現代フランスの美学者アンリ・マルディネの論文を読む。マルディネは第二次世界大戦直後から活動している美学者であり、近年ますます注目を集めるようになっている。その初期の論文「絵画の偽のジレンマ――抽象か現実か」(1953)は、マルディネの後の思考の原型が出揃った、重要な論文である。授業では、これを読むことを通じて、彼の思想を理解することを目指す。
※ フランス語の基礎知識が必要である。
※ 成績評価は出席とレポートによる。
※ テキストはコピーを配布する。