
業績
論文
- 「批判的理論と美学―反省媒体としての芸術とユートピア―」, 後藤狷士編『芸術と批評』多賀出版, 1984.
- 「アドルノ美学における芸術の自律性」, 『美学』158, 1989.
- 「趣味判断におけるアプリオリとハビトゥス―美的構えの制度化をめぐって―」, 科学研究費補助金総合研究(A)『芸術と美的品質―比較芸術学研究―』研究代表者:武藤三千夫, 1990.
- 「趣味の社会性について―美学と社会学の交差―」, 『カリスタ 美学・芸術論研究』2, 東京芸術大学美学研究室, 1995.
- 「都市への介入―パブリック・アートの射程―」, 科学研究費補助金総合研究(A)『都市環境と芸術―環境美学の可能性―』, 研究代表者:武藤三千夫, 1996.
- 「TasteとHobby―日本における趣味概念の変容―」, 『美学・芸術学の今日的課題―日本における美学・芸術学の歩みと課題+〈病〉の感性論』第49回美学会全国大会当番校設定テーマ研究会報告書, 1999.
- 「モニュメントにおける文化と野蛮―宮崎市の「平和の塔」を事例にして―」, 科学研究費補助金基盤研究(B)(1)『メタ環境としての都市芸術―環境美学研究―』研究代表者:井村彰, 2000.
- 「ドイツにおける国民的記念碑と警告碑」, 『カリスタ 美学・芸術論研究』 7, 東京芸術大学美学研究室, 2000.
- 「対抗モニュメントとしての植物」, 『カリスタ 美学・芸術論研究』11, 東京芸術大学美学研究室, 2004.
- 「趣味の領分―雑誌「趣味」における坪内逍遙・西本翠蔭・下田歌子―」, 科学研究費補助金基盤研究(A)『日本の近代美学(明治・大正期)』, 研究代表者:佐々木健一, 2004.
- 「モニュメント・文化財・芸術作品」, 科学研究費補助金基盤研究(A)『芸術における公共性』, 研究代表者:松尾大, 2005.
翻訳
- ヨハネス・パウリーク『色彩の実践―絵画造形のための色彩―』美術出版社, 1988.
- ゲルノート・ベーメ『感覚学としての美学』(共訳・代表)勁草書房, 2005.
略歴
- 1956 広島県生まれ
- 1982 東京芸術大学大学院修士課程修了
- 1982- 東京芸術大学美術学部美学研究室非常勤講師
- 1984-1986 ドイツ学術交流会留学生としてミュンヘン大学に学ぶ
- 1990- 大分大学教育学部専任講師
- 1992- 大分大学教育学部助教授
- 1997 東京芸術大学美術学部芸術学科講師
- 1998-2007 東京芸術大学美術学部芸術学科助教授
- 2007-現在 東京芸術大学美術学部芸術学科准教授