受託研究より

 

平成25年度

 足立区教育委員会

 子ども家庭部からの受託研究として

 音楽療法の考え方を基礎とした

 保育における音楽活動をテーマに

 小冊子を作成しました。


右の画像をクリックすると、冊子の pdf ファイルをダウンロードすることができます。

この小冊子は、 音楽療法の考え方をベースとして乳幼児期の子どもに対する音楽活動の意味と重要性を検討し、実践的な手引書としてまとめたものです。その特徴は、音楽というゴールに向けて、子どもたちを指導し、教育するという、いわば「子どもを音楽に合わせる」アプローチをとらず、目の前に存在するひとりひとりの子どもの個性、気質、その日その時の気分を理解することで「子どもに音楽を合わせる」アプローチをとろうとしていることです。それによって、ひとりひとりの子どもの自己肯定感・達成感を育んでいくことができると考えています。適切な音楽活動を導入することで、情緒の安定した、それゆえ、他者とのコミュニケーションを受け入れられる子どもを育んでいくことが可能となるでしょう。

アンケートなどで寄せられた現場の保育士さんの目線からの疑問や相談にも答える内容となっています。