発音体となる舌は表皮から切り出されている. 左手で楽器を支え,口蓋を舌の先端部分にあてがい,右手で舌の根元に結ばれた紐を引いて舌に振動を伝え発音する. 大型のものをワドン(母),やや小型のものをラナン(父)と称し,対をなして演奏される. これはラナンである. タリ・コドクの伴奏に用いられ,曲はガムラン・アンクルンと共通するものが多い.
[英語版]