共鳴胴は真中がくびれた舟形で,腹面は皮で覆われている. 弓形の腕木は膜面の中央に縫うように差し込んである. 弦は腕木の短い方の端にあけた穴に通して結び,もう一端は長いほうの腕木に 巻き付けて固定する. 縄の巻き具合で弦の張力を加減して調律する. 奏者は楽器を左腕に抱えるようにして持つ. 右手に木の小さい撥を持って弦をかき鳴らす. 左手はダンバーの役割をする. 独奏や歌の伴奏に用いる.
[英語版]