Tokyo University of the Arts Doctor's Program 博士プログラム リサーチ活動 サポート活動 イベント ダウンロード

ご挨拶

本学では、1977(昭和52)年に大学院美術研究科及び音楽研究科に博士後期課程を設置して以来、三十数年間にわたり博士号取得者を世に送り出してきました。

しかしながら、美術・音楽・映像といった芸術の実技分野における博士とはなにか。先行研究を踏まえ、論証により新たな知見を加えていく学術論文と、感性が主体の創作・表現活動を博士号取得の際にどの様に折り合いを付けていくか。議論は尽きないところであります。

また、芸術家にとって博士号を持つことや、博士号取得を目指し学習することの意味についても、明確な答えを持っているとは言いがたいのが現状です。

こうした現状を踏まえ、この度、文部科学省予算を得て、平成20年度から5年間に亘り、芸術実践と博士課程における研究の在り方について、本学博士課程の30年余の歴史も踏まえながら、国内外の動向も含めた調査研究を行いました。

本ウェブサイトは、リサーチセンターの活動と、その果実である「芸術実践領域(実技系)博士プログラム」をまとめたものです。全体は、最終成果報告書に基づき、次のように構成されています。

・芸術リサーチセンターについて

・芸術実践領域(実技系)博士プログラム

・美術研究科リサーチセンターの活動報告

・音楽研究科リサーチセンターの活動報告

・映像研究科リサーチセンターの活動報告

・English

また、最終報告書や年次報告書などの冊子PDFも、本サイトからダウンロードが可能です。

今後の芸術実践分野における研究活動の一助になることを切に願っております。ご高覧を賜れば幸いに存じます。



東京藝術大学 芸術リサーチセンター長
教育担当理事・副学長
渡邊 健二