日本[にっぽん]

三味線[しゃみせん](上方落語[かみがたらくご])の駒[こま]

上方落語[かみがたらくご]では、「長唄[ながうた]の三味線[しゃみせん]」を使[つか]って「別[べつ]の種類の三味線[しゃみせん]の音[おと]」を聴[き]かせる工夫[くふう]をしているよ。
落語[らくご]の内容[ないよう]に音楽[おんがく]を合[あ]わせるためなんだって。

(1)「地歌[じうた]の三味線[しゃみせん]」のような音[おと]をだすための工夫[くふう]
「長唄[ながうた]の三味線[しゃみせん]の駒[こま]」を「地歌[じうた]の三味線[しゃみせん]の駒[こま]」に替[か]えるんだ。

長唄[ながうた]の三味線[しゃみせん]の駒[こま](左)、地歌[じうた]の三味線[しゃみせん]の駒[こま](右)

(2)「義太夫節[ぎだゆうぶし]の三味線[しゃみせん]」のような音[おと]をだすための工夫[くふう]
「長唄[ながうた]三味線[しゃみせん]の駒[こま]」の下[した]に10円[えん]硬貨[こうか]をはさむと音[おと]が大[おお]きく響[ひび]いて「義太夫節[ぎだゆうぶし]の三味線[しゃみせん]」のような音[おと]がでるんだって。不思議[ふしぎ]だな〜