モンゴル

リンベについてインタビュー


  • いつ、どうやってリンベをふきはじめましたか?

    リンベは専門[せんもん]ではありませんが、音楽舞踊学校[おんがくぶようがっこう]に入[はい]ってすぐ、同級生[どうきゅうせい]がリンベを吹[ふ]いているのを見[み]て、リンベにも興味[きょうみ]をもちました。吹[ふ]けるようになりたいな、と思[おも]って練習[れんしゅう]しました。



  • バトオチルさんのリンベを作[つく]ったバタムさんについて教[おし]えてください

    バタムは、私[どうきゅうせい]の妻[つま]ボロルマーの父[ちち]で、モンゴル国功労演奏家[こくこうろうえんそうか]にえらばれた優[すぐ]れたリンベ奏者[そうしゃ]・教師[きょうし]でした。バダムは、リンベのためにいろいろ考[かんが]えて、リンベをつくりました。そのひとつがこの楽器[がっき]です。ここには父[ちち]の語[かた]ったことばが、つぎのように書[か]かれています。「音楽[おんがく]の調[しら]べは叙情[じょじょう]に満[み]ちて澄[す]みわたり、人[ひと]のこころは慈愛[じあい]に満[み]ちて清[きよ]らかであれ」。つまり「よい心[こころ]のひとからはよい調[しら]べが出[で]るんだ」という意味[いみ]です。