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中国[ちゅうごく]ウイグル族[ぞく]
ホシュタールはいつできた?
ホシュタールは、1950年代[ねんだい]に、ウイグル人[じん]のトルソンジャンさんがつくった楽器[がっき]。
トルソンジャンさんは、エシュタールという昔[むかし]ウイグルにあったという弦鳴楽器[げんめいがっき]が、キジル千仏洞[せんぶつどう]*の壁[かべ]にかかれているのをみつけた。
そうしたらエシュタールを作[つく]りたくなって、ほかのウイグル楽器[がっき]もまねながら、ホシュタールをつくったんだって。

*キジル千仏洞[せんぶつどう]のこと
3世紀[せいき]ごろから、仏教[ぶっきょう]のお坊[ぼう]さんが勉強[べんきょう]した岩山[いわやま]。
新疆[しんきょう]ウィグル自治区[じちく]拝城県[はいじょうけん]キジル郷[ごう]にある。岩[いわ]をほって作[つく]った洞[ほらあな]が二百以上[にひゃくいじょう]もあって、どの洞[ほらあな]にも仏様[ほとけさま]の彫刻[ちょうこく]や絵[え]がある。だから千仏洞[せんぶつどう]ってよぶんだね。
ここには、仏[ほとけ]さまだけじゃなくて、楽器[がっき]やおどりを描いたの絵[え]もあるんだよ。
