小泉文夫音楽賞は、小泉三枝子氏(故小泉文夫教授夫人)が、世界の民族音楽の研究に生涯を捧げた小泉文夫氏を記念して、民族音楽学の分野でユニークな音楽研究または音楽活動をした個人あるいは団体の業績を顕彰するために1989年10月11日に設定したもので、毎年4月4日に故人の誕生日を記念して発表されます。
これまでに、29人、2団体に授与されました。
第22回(2010年度)は、2011年6月23日に授与されました。
長年にわたる東南アジア音楽研究によりこの地域の音楽の特性を世界に知らしめた功績に対して
長年にわたり人形浄瑠璃の構造的研究を重ね、近年は共同研究組織を通じて日本劇音楽の解明に貢献したことに対して
長年にわたる日本音楽についての民族音楽学的研究に対して
長年にわたる民族音楽学の研究と教育の功績に対して
音の文化の詳細な研究によって文化人類学と民族音楽学の間の生産的な関係をつくった功績に対して
長年にわたる北ユーラシア諸民族の音楽の広汎な調査研究、とりわけ儀礼(シャマニズム)と音楽の関係の研究を通じて、極東シベリア先住民族の音楽の特性を明らかにした功績に対して
長年にわたる日本民謡の音楽学的研究、とりわけ津軽三味線や瞽女唄など、周縁に位置する特殊なジャンルに注目し、これらを歴史的資料および音楽構造の両面から解明した実証的な研究に対して
日本音楽のあらゆるジャンルに対する長年の調査・研究、とりわけ、文献・図像・現行伝承の徹底した考証を通じて総合的な日本音楽研究の方法を構築し、この分野を主導してきた功績に対して
長年のアフリカ音楽の研究、とりわけアフリカのポリフォニーとポリリズムに関する独創的な研究、そして民族音楽学に厳密な方法論を提示した功績に対して
長年にわたる研究と教育によりアジア太平洋諸民族とその音楽の知識と理解を学界ならびに社会一般に広めた貢献に対して受賞記念講演 紹介と主要業績
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| 授賞式を欠席した受賞者にかわり、 賞状を受け取るクリスティン・ヤノ ハワイ大学教授 (撮影:ミハイル・ポルトノーヴ/つげ しょうこ) | 受賞記念講演を代読する山口修教授 (撮影:ミハイル・ポルトノーヴ/つげ しょうこ) |
世界の民謡における多声性を系統的に比較分析し、さらに人類の進化という広範な視野から、伝統的な多声部歌唱の起源を探る新しいモデルを提案した功績に対して受賞記念講演 紹介と主要業績
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| 受賞するジョルダーニア教授(右)、海老沢敏運営委員長(左) (撮影:ミハイル・ポルトノーヴ/つげ しょうこ) | 受賞記念講演中のジョルダーニア教授 (撮影:ミハイル・ポルトノーヴ/つげ しょうこ) |
音楽形態論の業績ならびに異なる地域間の民族音楽学的研究と教育のためのネットワークを推進した功績に対して受賞記念講演 紹介と主要業績
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| 授賞式を欠席した受賞者にかわり、賞状を受け取る山口修教授 | 受賞記念講演を代読する山口修教授 |
応用社会音楽学、エコーロジー、グルーヴ学を主唱して民族音楽学の領域を拡張し、受賞記念講演 紹介と主要業績
それらを子どもの教育プログラムへと実践的に架橋した功績に 対して
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| 受賞するチャールズ・カイル教授(右)、海老沢敏運営委員長(左) | 受賞記念講演中のチャールズ・カイル教授 |