休館日=月曜日(ただし7月17日[月]、8月14日[月]は開館)、7月18日[火]
開館時間=午前10時―午後5時 入館は閉館の30分前まで(ただし7月11日[火]は午後6時まで開館)

伊藤若冲《鯉図》

野澤聖《見立ての図像たち―家族―》

高橋由一《鮭》

山口晃《自画像》

狩野芳崖《悲母観音》

小倉遊亀《径》

松井冬子《自画像》

上村松園《草紙洗小町》

尾形光琳《槇楓図屏風》

平櫛田中《活人箭》(櫛は「木へんに節」)

 東京藝術大学は今年、創立130 周年を迎えます。これを記念し、大規模なコレクション展を開催します。
 東京美術学校開設以来、積み重ねられてきた本学のコレクションは、国宝・重要文化財を含む日本美術の名品ばかりではなく、美術教育のための参考品として集められた、現在では希少性の高い品々や、歴代の教員および学生たちが遺した美術学校ならではの作品が多くあることが特徴となっています。
 本展では、多様なテーマを設けて、すでに知られた名品だけでなく、これまで日の目を見ることの少なかった卒業制作などの作品、模写、石膏像や写真・資料類にもスポットをあてることによって、藝大コレクションの豊富さ、多様さ、奥深さをご紹介します。また、近年の研究成果を展示に反映させ、コレクションに新たな命が吹き込まれていくさまもご覧いただきます。
 いったい何が飛び出すか、予測不可能な藝「大」コレクション展。どうぞご期待ください。