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243 サラスヴァティー・ヴィーナー

写真 ( JPEG format )

インド(南)
木製胴 全長129.7cm
4弦(鋼鉄線と真鍮弦) 番外弦3(鋼鉄線) フレット24(真鍮)
調弦:ろ-ホ-ロ-ホ1,ホ1-ロ1-ホ2(番外弦)

単にヴィーナーともいう. 奏者は床の上に胡坐し,右膝脇に楽器の胴を置き,左の腿の上に,棹の下に付いているふくべを置く. 右手の人差指と中指に針金の義甲をはめて弦をはじく. 小指は番外弦をはじいてターラの節目を強調する. 左手は,棹の下から向う側に手をまわして弦をとらえ,押したりすべらせたり,引いたりして,さまざまな音高と装飾音を作り出す. 古典音楽用. 棹の先端に架空の動物ヤーリーの彫刻が施されている.


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