ホーム > 所蔵資料 > 楽器(目録Ⅰ)

317 ルバブ

写真 ( JPEG format )

インドネシア=スンダ
木製胴 皮張り(水牛の膀胱膜) 全長113.0cm
2弦(真鍮弦) 調弦:ハ-ト
音域:ハより約2オクターヴ半
響孔:胴の背面中央に1 弓1

奏者は胡坐し,楽器を左膝元に立てて脚を爪先で支え,右手の指で弓毛の張力を加減しながら弓奏する. 調弦は向かって右が低音. 駒の下方で弦に骨製のミュートをはめ,さらに2弦間に布で包んだゴムを挟む. 胴の背面にはビニールが貼られ,側面から背面周縁は天鵞絨に覆われる. ガムラン・サレンドロ合奏,カチャピ合奏,ワヤン・ゴレ(木偶人形芝居)の伴奏などに用いる.


[ << ]-- [ >> ]

[ ビワ類4(コキュウ)(spike lutes ( bowed )) ] [ 弦鳴楽器(CHORDOPHONES) ]
[ 大分類(Top Menu) ] [ 目録表紙へ戻る ]

〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学音楽学部 小泉文夫記念資料室