東京藝術大学日本画第二研究室の学生と教員が、各々の「素描」を一堂に持ち寄り提示いたします。見せることを目的とせず描かれたものを展示することの意味も含め、「素描」が示唆する内容に、各人各様に思いを巡らせるきっかけとなればと企画し始まった展示であります。当研究室では授業の一環として、写生会、野外実習等を継続的に行っております。本展は、これらの授業・ゼミの成果の発表の場であると共に、各自の研究テーマに基づく「自分にとっての素描とは何か」を提示することで、素描の存在を浮き彫りにする目的で実施したいと考えております。
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