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東谷武美は、1971年、東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻に入学し、駒井哲郎、中林忠良の指導を受け版画表現研究に励みました。1975年から1979年まで東京藝術大学版画研究室非常勤助手として、その後1998年から2001年まで東京藝術大学非常勤講師として版画指導にあたり、2005年より油画・版画の助教授として就任し、2008年より教授として学生に指導を行って参りました。 今回退任記念として、リトグラフ(石版画)と銅版画の作品を海外・国内展における受賞作を中心に一同に展示する予定です。東谷の版画作品を通して、現代版画とは何かを問いなおす場となり又、版画の表現と技術を理解し、その魅力を垣間見る展示になればと考えています。 今回の展示は、版画の理解を深める為に会場における刷りの実演を行い、描画から整版行程、原版(石版石、アルミ版、銅版)もあわせて展示する予定です。 |