三田村有純東京藝術大学退任記念展に当たり、青年期より現在までの作品の変遷を概観する漆の立体作品35点を一堂に展示する。 さかのぼると、有純は幼少期より、祖父自芳、父秀芳の仕事を手本としながら、木を彫り、螺鈿象嵌を実際に体験し、塗りや蒔絵などの漆の学習を重ねてきた。
その、師匠でもあり家族でもある明治・大正・昭和の漆芸作家作品、資料等併せて50点も展示。 また建築空間と漆芸の融合を、木材と和紙に漆で構成する2畳の居室をもって現し、未来への提言を行う。
【三田村有純ギャラリートーク】 展示会場にて、三田村有純による作品解説を行います。(事前申込不要・聴講無料) 参加をご希望の方は、開始時間までに展示室へお集まりください。
日時:10月30日(日)、11月3日(木・祝) 両日とも午後3時~
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