概要: 東京藝術大学美術学部では、かねてよりJAXA (宇宙航空研究開発機構)とのさまざまな共同研究等を行ってきました。
また、JAXAが行っている第1期の人文系パイロットミッションとして、美術教育研究室(II美術解剖学)を中心に「宇宙でのファッショナブルライフ」研究に取り組んできました。
この展覧会は、宇宙と美術と人体とについて、人体(ミクロコスモス)を縦糸に、宇宙への強い思いをかたちにした表現を横糸に、10人の表現者が、無重力について、触覚の喪失をどのように補完するかについて、そして、宇宙について考察し、制作した作品を展示します。
宇宙とは? 無重力とは? そこで生きようとする私たちに必要なものとは?それを考え、表現することが、地球でよりよく生きることを考えることに繋がるのではないでしょうか。
本展は来館者それぞれに宇宙への思いを馳せていただく体感的展示となっています。多くの皆様のご来館をお待ちしております。
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