日本画第二研究室 素描展 |
会期
2021年6月23日(水) - 7月 5日(月)
午前10時 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
※ ただし、7月5日(月)最終日は、12時まで(入館は午前11時30分まで)
※ 本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性がございます。
会期中無休
会場
東京藝術大学大学美術館 陳列館1・2階
観覧料
無料
主催
東京藝術大学大学院日本画第二研究室
助成
藝大フレンズ賛助金
本年も東京藝術大学大学美術館陳列館において、「日本画第二研究室 素描展」を開催する運びとなりました。
大学院日本画第二研究室は、毎年度授業の一環として「素描展」を実施しております。素描展は「素描」を基本とした制作姿勢を重視する研究室の方針のもと実施しており、当研究室学生と教員が「素描」を持ち寄り、一堂に展示致します。
昨年はCOVID-19の影響によってやむなく中止となりましたが、2006年に始まり、本年で15回目を迎えます。本年は、素描を「作者の興味の原点が描き出されている存在」と位置づけ、各々の素描を制作、展示することで、観賞者と制作者双方が、素描の意味や可能性を多角的に感じ取ることができる場となることを狙いとしています。
「素描」を行う目的は、模索や記録など様々ですが、今も昔も変わらずに続けられている制作上欠かすことのできない重要な行為です。各人各様の「素描」を展示し、「素描」を展示する意味をはじめ、「素描」に内包される粗描・下書き・写生・ドローイング・スケッチ・デッサン・エスキース・クロッキー等の概念を改めて捉え返し、鑑賞者・制作者がそれぞれに「素描」の持つ意味や可能性を巡らせるきっかけとなることを願っています。
また、研究ゼミとして、東京藝術大学が所蔵している素描作品を閲覧し、間近に見て考え感じ取る機会を設けおります。本展では、その成果を反映させる意味も含め、本学所蔵の小林古径や柴田是真、小堀鞆音、狩野芳崖の素描を展示し、実際に間近でご覧いただくことができます。
問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600
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