
当資料室は、1985年6月6日、東京芸術大学音楽学部に開設されました。
所蔵資料の中心をなすのが、83年におしくも急逝した同学元教授の故小泉文夫氏が生前に収集した音楽資料(楽器・書籍・楽譜・レコード・録音テープ・写真・フィールドノート・民族衣裳など)のコレクションです。これらは、学内、学外をとわず、広く民族音楽学(音楽民族学、音楽人類学)、アジア音楽史、日本音楽史、楽器学などの研究にやくだてるべく、同氏の遺族から東京芸術大学に寄贈されました。小泉氏は、民族音楽学者として国内外で著名な存在でしたが、このコレクションは、世界数十カ国におよんだ広範囲な調査の足跡をものがたると言えましょう。
