中国漢民族[ちゅうごくかんみんぞく]

グーチン(古琴)づくりの物語[ものがたり]

むかし、中国[ちゅうごく]に蔡邕[さいゆう]というエラーイ先生[せんせい]がいた。作文[さくぶん]も算数[さんすう]もとくい。星[ほし]の動[うご]きを計算[けいさん]できたし、音楽[おんがく]も大[だい]すきだった。

蔡邕[さいゆう]が呉[ご]の国[くに]にいったとき、ぐうぜん、古[ふる]い船[ふね]を燃[も]やすのをみて、"この木[き]でグーチン(古琴)をつくってみようかな"とかんがえた。もえかけの木[き]で作[つく]ってみたら、すばらしいひびき!このグーチン(古琴)は、尾[お]っぽが黒[くろ]く焦[こ]げていたから、焦尾琴[しょうびきん]とよばれたそうだ。

(このお話[はなし]は、5世紀[せいき]に書[か]かれた『後漢書[ごかんじょ]』という本]の「蔡邕列伝[さいゆうれつでん]」の巻[まき]にのっています。)