日本[にっぽん]

篳篥[ひちりき]のふきかた

塩梅[えんばい]

篳篥[ひちりき]は、骨組[ほねぐ]みの音[おと]から音[おと]に移[うつ]るとき、かならず飾[かざ]りの音[おと]を入[い]れるんだ。これが塩梅[えんばい]だよ。骨組[ほねぐ]みの音[おと]だけを吹[ふ]くことはないんだ。

近[ちか]くからみる

塩梅[えんばい]をふくとき、押[おさ]えている指[ゆび]は動[うご]かさずに、リードのくわえ方[かた]や息[いき]の入[い]れ方[かた]をかえて、音[おと]を上[あ]げ下[さ]げするんだ。口[くち]の動[うご]き方[かた]をみてね。



いろいろな塩梅[えんばい]をきいてみよう

する
指孔[ゆびあな]をおさえた指[ゆび]を、ゆっくり上[うえ]にずらして孔[あな]を開[ひら]く。


たたく
[だ]している音[おと]の一[ひと]つ下[した]の音[おと]の指孔[ゆびあな]をポンとたたく。