日本[にっぽん]

鉦鼓[しょうこ]の拍子[ひょうし]

雅楽[ががく]には、いくつか拍子[ひょうし]の種類[しゅるい]があって、鉦鼓[しょうこ]もそれぞれ決[き]まったタイミングで擦[す]る(打[う]つ)よ。

  • 早四拍子[はやよひょうし]

    1小節[しょうせつ]の中[なか]が4拍[ぱく]あり、4小節[しょうせつ]でひとまとまりの拍子[ひょうし]
    鉦鼓[しょうこ]は、1、2、3小節[しょうせつ]の1拍目[いっぱくめ]でチン、4小節[しょうせつ]の1拍目[いっぱくめ]でチチンと擦[す]る(打[う]つ)よ。

    [はく]をかぞえながら
    [ちか]くからみる
    もっと近[ちか]くからみる
    正面[しょうめん]からみる

  • 早只四拍子[はやただよひょうし]
    1小節[しょうせつ]の中[なか]が2拍[はく]と4拍[ぱく](あわせて6拍[ぱく])あり、4小節[しょうせつ]でひとまとまりの拍子[ひょうし]
    鉦鼓[しょうこ]は、1、3小節[しょうせつ]の5拍目[ごはくめ]と、2、4小節[しょうせつ]の1拍目[いっぱくめ]でチチンと擦[す]る(打[う]つ)よ。

    [はく]をかぞえながら

  • 早只四拍子[はやただよひょうし]の加拍子[くわえびょうし]
    [きょく]の途中[とちゅう]から擦[す]る(打[う]つ)数[かず]を増[ふ]やすことを"加拍子[くわえびょうし]"というよ。
    ここでは、早只四拍子[はやただよひょうし]の加拍子[くわえびょうし]をみてみよう。
    鉦鼓[しょうこ]は、1、3小節[しょうせつ]の1拍目でチチン、3拍目でチン、2、4小節[しょうせつ]の1、3拍目でチチン、4拍目でチンと擦[す]る(打[う]つ)よ。

    [はく]をかぞえながら