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興福寺国宝展 鎌倉復興期のみほとけ
会期: 2004年9月18日(土)−11月3日(水・祝)
休館日 毎週月曜日(ただし9月20日、10月11日は開館。9月21日、10月12日は休館)
会場: 東京藝術大学 大学美術館
開館時間:午前10時 - 午後5時(入館は閉館30分前まで)
観覧料: 一般:1300(1100)円 大学・高校生:800(600)円 中学生以下:無料
*()は前売り、20名以上の団体料金

 平安末期の戦禍により灰燼に帰した奈良・興福寺。 その復興の成果をゆかりの宝物で検証する展覧会です。
  古都奈良を代表する大寺・興福寺は、来る2010年に創建1300年を迎えます。 記念の年に向け同寺では、中心伽藍・中金堂の再建を中心に、 さまざまな記念事業を計画・実施しています。 本展は、その一環として計画されました。
  興福寺は、創建以来、兵火や落雷などで幾度となく罹災してきましたが、 1180年、源平の争乱を背景にした平重衡の南都焼き討ちでは、 寺中の堂宇がことごとく炎上焼失するという未曾有の災禍を被ります。 復興は翌年から始まり、13世紀前半にかけて堂宇の再建や諸仏の造像がなされていきます。 この復興造営のなかで、明円、院尊らとともに、 康慶、定慶、運慶など「慶派」の優れた仏師が造像を担当し、 鎌倉仏教彫刻の新潮流を切り拓いていきます。 復興事業のために組織された絵仏師の座である南部絵所では、 彫像の彩色だけでなく、厨子絵や仏画、垂迹図、絵巻などが制作され、 伝統的な大和絵に新たな息吹を吹き込みました。 また、復興勧進の中心ともなった解脱上人貞慶などが出て、 南都仏教を改革し優れた門弟を育てました。
   無著・世親両菩薩立像(運慶一門・国宝)などの彫像と、絵画、書跡、考古資料など、 興福寺に伝わる宝物を中心に、 各地の寺社や博物館などが所蔵する関連の宝物を加えた60余件で、 興福寺鎌倉復興造営の文化的意義を検証します。 併せて、再建計画が進む中金堂の模型や出土品も展示し、 現在の復興にも焦点を当てます。

主催: 東京藝術大学、法相宗大本山興福寺、朝日新聞社
後援: 文化庁、奈良文化財研究所、奈良県、奈良県教育委員会
協賛: ニッセイ同和損害保険、凸版印刷、奈良香寿軒
協力: 株式会社エーエス、香老舗松栄堂
<問い合わせ>
ハローダイヤル:03-5777-8600
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