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サポート活動

Ⅰ.論文指導のための組織編制

1.開設講座

博士後期課程1年次、2年次の学生に対して、「論文作成技術特殊講義」と「論文作成技術演習」の授業を開設した。平成20年4月のリサーチセンター設置・稼働後、5月より各講座月1回のペースで授業を行った。履修者数、取手校地を拠点とする学生への配慮から、同一授業を同日の4時限と6時限2回行う形式を取った。

論文作成技術特殊講義

博士後期課程2年次対象

担当講師:
中西 麻澄
内容:
論文の形式、編集技術、文献・資料の収集などの論文作成上の基本を学び、博士論文執筆の際の基礎をかためる。
履修者数:
平成20年度 33名
平成21年度 12名
平成22年度 12名
平成23年度 18名
平成24年度 24名
論文作成技術特殊講義

博士後期課程1年次対象

担当講師:
五十嵐 ジャンヌ
内容:
各自が執筆する博士論文のテーマや構想を明確化していくことを目的とし、論文執筆を円滑に進めるための技術的な演習を行う。
履修者数:
平成20年度 31名
平成21年度 27名
平成22年度 27名
平成23年度 23名
平成24年度 17名

2.個別指導

リサーチセンターの主たる活動の一つである、最終年次の博士論文作成に関わる個別指導を、実技系研究領域の学生を中心に実施した。

オリエンテーションではリサーチセンターの概要、利用について説明を全学に対して行い、論文執筆の個別指導希望者に対し、初回授業として博士論文提出までのスケジュール、論文執筆に関する基礎知識(論文の書き方、文献の探し方など)を講義形式で説明、第2回目以降は、リサーチセンターの論文指導担当スタッフ(5名)による個別指導を行った。

論文指導教員は、月1回スタッフ・ミーティングを行い、担当学生の論文執筆の進行状況について報告し、意見交換を行うことにより、より効果的な指導を目指した。

論文作成特別指導

博士後期課程最終学年次対象
履修登録は、指導教員からの申告による。

担当講師:
中西 麻澄、五十嵐 ジャンヌ、粟田 大輔、足立 元、石田 圭子
小林直子(平成24年度)
近藤真彫(平成22年度)
和田圭子(平成22年度より)
内容:
最終年次の博士論文作成にあたり、編集・校正・推敲などの個別サポートを行う。
申請者数:
平成20年度 25名
平成21年度 28名
平成22年度 36名
平成23年度 27名
平成24年度 28名

3.論文中間発表会

博士後期課程2年次対象「論文作成技術演習」履修者による、執筆予定の博士論文中間発表会を開催。論文中間発表会の目的は、発表することにより、博士論文の内容・構成を明確にする契機を与え、論文執筆を促すことにある。また、美術研究科リサーチセンターの論文個別指導担当の教員も参加することで、現段階での論文の内容・構成の把握が可能となり、最終年次における個別指導をより効果的なものとすることも、目的の一つである。さらに発表者の主査教員にも発表会への参加を要請し、論文の内容に関する指導も行われた。

発表形式:
パワーポイント等のプレゼンテーション・ツールを用いて、執筆予定の博士論文について発表を行い、発表後、質疑応答を行う。
発表時間:
各発表者30分(質疑応答含む)
平成20年度:

平成21年2月20日、24日、27日 計3日間
発表者数:26名

平成21年度:

平成22年2月17日、18日、19日 計3日間
発表者数:26名

平成22年度:

平成22年12月10日、17日、24日 計3日間
発表者数:21名

平成23年度:

平成23年12月2日、9日、21日、22日 計4日間
発表者数:19名

平成24年度:

平成24年12月7日、14日、21日 計3日間
発表者数:18名

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