竹管は笙頭の上部の孔に10本ずつ3列にさしこまれている. 各管の下端には木片が継がれ,そこにプラスチック製の簧が埋め込まれている. 奏者は両手で楽器下部を支え,各管に取りつけたキーを押さえながら,吹口より息を吹き込んだり吸ったりして音を出す. 舌や喉などをふるわせて音を揺らす技巧などがある. 単音,和音いずれの奏法もある. おもに民族楽器の合奏で伴奏用に使われる.
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