中国漢民族[ちゅうごくかんみんぞく]

グージョン(古箏)のひきかた


グージョン(古箏)はどうやってひくのかな?

  • フアジー(花指)

    親指[おやゆび]で手前[てまえ]からむこうに、弦[げん]を何本[なんぼん]かつづけてひく。

  • グアツォウ(刮奏)
    一本[いっぽん]のゆびで、たくさんの弦[げん]をつづけてひく。親指[おやゆび]のひきかたはフアジー(花指)といっしょだけど、もっとたくさんの弦[げん]をひくんだよ。このビデオでは、人差指[ひとさしゆび]と親指[おやゆび]のグアツォウ(刮奏)をくみあわせているね。グージョン(古箏)にしかないひきかたで、水[みず]の音[おと]をあらわすのによくつかわれるんだ。
  • シャンフアイン(上滑音)
    右手爪[みぎてつめ]で弦をはじいたあと、左手[ひだりて]で弦をおす。音[おと]がたかくなるよ。
  • シアフアイン(下滑音)
    左手[ひだりて]で弦[げん]をおしておき、右手爪[みぎてつめ]ではじいてから、左手[ひだりて]をゆるめる。ほら音[おと]がさがった。
  • ロウシエン(揉弦)
    右手[みぎて]で弦[げん]をはじいたあと、左手[ひだりて]でなんども弦[げん]をおしたりゆるめたりする。
  • ツオシエン(撮弦)
    二本以上[にほんいじょう]の指[ゆび]で、たくさんの弦[げん]を同時[どうじ]にはじく。 はげしいふんいきや、にぎやかなふんいきにぴったり。パワフルだなあ。