「邦楽器が受け継ぐ 技・形・音 こめられた丹精」関連企画
上方落語のハメモノ・太鼓

開催日:平成26年11月29日(土)
場所: 東京藝術大学正木記念館2階
出演: 林家染雀、笑福亭喬若、はやしや絹代(三味線)
対象: 60名
助成: 藝大フレンズ賛助金助成事業

上方落語では、噺の中にハメモノ(太鼓や笛などの楽器を用いた賑やかな囃子)を多く用います。
第I部では、ハメモノに用いる様々な楽器を紹介し、第II部では、落語の実演を行いました。



*上方落語に関する動画は、web教材「アジアの楽器図鑑」(小泉文夫記念資料室制作)でもご覧頂けます。

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右から、笑福亭喬若、林家染雀、はやしや絹代

出演者紹介
林家染雀(はやしや そめじゃく)|出囃子:どうぞ叶えて
四代目林家染丸に入門(1992)。なにわ芸術祭新人賞受賞(2002)「姉様キングス」(三代目桂あやめと音曲漫才コンビ)を結成(1999)。音曲噺や芝居噺や、寄席の踊りも得意とする。「林家亭 染雀花舞台」「花丸・染雀二人会」主催。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。上方落語協会会員。

笑福亭喬若(しょうふくてい きょうじゃく)|出囃子:くいな
笑福亭三喬の一番弟子として入門(1998)。第二回繁昌亭ドリームジャンボコンテスト小枝杯グランドチャンピオン、2Rチャンピオン(2012)。なにわ芸術祭新人賞受賞(2008)。「喬若の会」「豊国神社落語会」主催。松竹芸能所属。上方落語協会会員。
 
はやしや絹代(はやしや きぬよ)
四代目林家染丸に弟子入りし、お囃子の手ほどきを受ける(2005)。上方落語の三味線方として大活躍中。上方落語協会会員。
プログラム
I. 太鼓の実演と解説
落語で使用する楽器(大太鼓、締太鼓、能管、篠笛、鉦、銅鑼、ツケ、拍子木、三味線ほか)の紹介。 
落語会で演奏する「儀礼の太鼓(開演前の音楽、終演を知らせる音楽など)」の紹介。
落語に用いる自然音等(雨音、雪音、幽霊の出)を描写する奏法の紹介。

II. 上方落語
笑福亭喬若|七度狐(ひちどぎつね)
お伊勢参りに向かう喜六と清八の二人連れの珍道中を描いた『東の旅』(ひがしのたび)の一説です。昔は実際に七回騙されていたそうですが、今はこの形で演じられることが多いようです。

林家染雀|蛸芝居(たこしばい)
このお噺の舞台となる砂糖問屋さんは、主人をはじめ、番頭、丁稚、女中、乳母・・・家中揃って皆、芝居が大好きです。ある朝、なかなか起きてこない店の者達を起こすために、主人は「三番叟」を踊ります・・・。上方落語の中でも、使用する楽器や曲目の数が特に多く、賑やかな演目です。

 当日の様子  

I. 太鼓の実演と解説
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左:一番太鼓の実演をする林家染雀、右:自然の音を真似たハメモノを実演する林家染雀(左)、笑福亭喬若(右)


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左:左から、はやしや絹代、林家染雀、笑福亭喬若、右:「幽霊の出」を実演する林家染雀



「うしろ面」(後頭部に面を付け、観客に背を向けながらまるで正面を向いているかのように見せる踊り。)

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娘が神社に詣で、お賽銭を投げてお祈りする場面。林家染雀による。

II. 上方落語
笑福亭喬若|七度狐(ひちどぎつね)

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林家染雀|蛸芝居(たこしばい)

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