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東京藝術大学大学院 美術研究科
文化財保存学専攻 システム保存学研究室

Preventive Conservation Laboratory,
Graduate School of Conservation, Tokyo University of the Arts

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Curriculum

講義内容

保存環境計画論

水損資料の取り扱い実習

担当:朽津 信明, 秋山 純子, 佐藤 嘉則
前期, 火曜日1限

文化財を劣化させる要因には熱・水分・光・汚染空気・生物など様々なものがあります。
それらの要因によって文化財の材質がどんな影響を受けるか、劣化を防ぐためにどうすれば良いかを述べます。
これらを踏まえて博物館・美術館における文化財の公開に関する法規制等を解説し、文化財にとって安全な保存環境を設計・制御・監視するためには専門家としてどのような点に留意しなければならないかを論じます。


保存環境学特論

微生物の簡易検出実験

担当:秋山 純子, 佐藤 嘉則
後期, 火曜日1限

博物館展示室や収蔵庫などの室内におかれた文化財や屋外に展示されている文化財の保存方法について主に温湿度の制御や生物被害対策による最新の研究成果を中心に講義し、実習を行います。



修復計画論

伝統的接着剤の作成実習

担当:朽津 信明, 安倍 雅史、前川佳史
前期, 木曜日1限

文化財を修復する意義についてまず共通認識を持ったうえで、修復計画の基本的な理念と考え方、今日に至るまでの修復の歴史、各種文化財の修復現場で行われる施工仕様と使用される材料・技法の選択に対する基本的な規範などについて講義します。
具体的には、これまでに各教員が携わってきた様々な文化財資料の保存修復に関する具体的な作業を進めるために行ってきた事例を挙げ、それぞれの文化財資料に対する歴史的な解釈と材質・技法に関する科学的な結果をも合わせてこれまでとは異なった新しい文化財の見方について講義するよう心がけます。



修復材料学特論

分子模型を用いた有機化合物の講義

担当:早川 典子
前期, 木曜日2限

修復材料学特論では、文化財修復に関連する有機化学材料について講義を行います。




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