会場構成


● 修復の世界 



 明治以前には宗教上や鑑賞用として見栄えが良くなる修復に主眼が置かれてきましたが、今日では文化財保護という観点から、オリジナル部分には手をつけないという現状維持の方針の基で、最新の科学技術や機材、材料等を積極的に取り入れながら、伝統的な修理方法を駆使して修理が行われています。
 ここでは、修理作品の展示、破損作品の展示、修理工程など様々な角度から修理の現状を見渡し、今後の修理の方を探りたいと思います。また、相談コーナーを設け、修理に関する相談を受ける機会を作ります。





 

釈迦涅槃図
真長寺蔵
十二天像(日天) 
真長寺蔵
十二天像(風天)
真長寺蔵





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