Unix的なソフトの多くはHomebrewで入れてしまうと簡単。自分の環境では、まっさらな状態から以下の手順でHomerew、TeX、(加えて次項のLaTeX2HTMLまで)をインストールした。
# Homebrew本体のインストール /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)" # Homebrewパッケージのインストール brew install osxutils brew install gnupg@1.4 brew install nkf brew install tmux brew install wget w3m brew install pyenv roswell cmake # brew install leiningen # brew install elixir brew install cdparanoia brew install lame sox ffmpeg brew install takt brew install pandoc # octaveのインストールにはbrewのgsが必要だったのでTeXパッケージの前に入れておいた # brew install ghostscript # brew install imagemagick # TeXLiveあるいはMacTeXをインストール(TeX Liveの場合は以下) # (RStudioのknitrからXeLaTeXを使う場合はMacTeXのほうがいいみたいなので、 # 現在は使ってない) # wget http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet/install-tl.zip # unzip install-tl.zip # cd install-tl-20160405 # 日付部分が違うかも # ./install-tl # この後は「i」「return」の入力で多分大丈夫 # MacTeXをcaskで入れちゃうのがはやい brew install --cask mactex-no-gui # アンインストールはbrew uninstall --zap mactex-no-gui # octaveをインストール(以前は色々と必要だった) # brew install Caskroom/cask/aquaterm # brew install gnuplot --with-aquaterm --with-cairo --with-pdflib-lite --with-qt5 --with-tex --with-wxmac --with-x11 # brew tap homebrew/science # octaveをインストール(今はoctave本体のみでOK) brew install octave # RとRStudio(R.appは要らないのでcaskは使わない) brew install r brew cask install rstudio
このあと数週間ごとにbrew update; brew upgrade --all
などで最新版へアップデートをかけるが、brew cleanup
をやると過去のバージョンに依存しているバイナリが動作しなくなったりするので注意が必要。(Octaveが過去バージョンのgnuplotだかに依存していてハマったことがある)
OctaveでTeX関連ファイルが見つからずインストールやアップデートができないときは、「--env=std
」を付けると通常使っている環境変数を参照してくれる。アップデートでエラーが出るときには「brew upgrade octave --env=std
」とするとよい。
Homebrewのアンインストールをするには、
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/uninstall.sh)"でよいみたい。
情報がだいぶ古いですが、アーカイブとして残してあります。
まずはLaTeXが必要なのだが、LaTeX2HTML日本語版ではどうもShift-JISやJISをうまく扱ってくれない。LaTeX2HTMLでEUCを使うためには、pLaTeXもEUC対応のものをインストールするほうが良い。ただ、Mac OS X用に配布されているパッケージのほとんどはShift-JIS対応なので、それらを使うよりも自分でEUC用にコンパイルしてしまうのが手っ取り早い。以下のサイトからpteTeXを入手すると簡単にコンパイルできるし、フォントもきちんとインストールできる。
PSファイルやPDFファイルを作るためのGhostscriptも忘れずにインストールしよう。熊本学院の小川さんのパッケージを使えば日本語のめんどくさい設定が必要ない。ありがたい。こちらを先にインストールしておくと、pteTeXのmake test時にエラーが出ない。GhostscriptはLaTeX2HTMLで画像変換を行うときにも必須。