東京藝術大学 東京藝術大学入試情報サイト SDGs 共創の場 ily 藝大アートプラザ 東京藝大クラウドファンディング 藝大レーベル / GEIDAI LABEL supported by Warner Music Japan グローバル 藝大フレンズ 早期教育 東京藝術大学ジュニア・アカデミ

ルドガー・ローマン オルガン・リサイタル  ~宗教改革の音楽遺産“コラール”をめぐって~

| TOPページに表示

ルドガー・ローマン オルガン・リサイタル  ~宗教改革の音楽遺産“コラール”をめぐって~

詳しくはこちら(チラシPDF 2.0MB)

 

日時

2018年2月17日(土)15:00開演(14:00開場)
14:15~プレトーク
 ルドガー・ローマン
 通訳:廣江理枝

会場 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場料

2,000円(全席自由)
※就学前のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください。

主催 東京藝術大学音楽学部
東京藝術大学演奏藝術センター

チケット取り扱い

 

東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ)
TEL : 03-3828-5669

ヴォートル・チケットセンター
TEL:03-5355-1280 http://ticket.votre.co.jp

チケットぴあ
TEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp
《Pコード:348-425》

東京文化会館チケットサービス
TEL:03-5685-0650  http://www.t-bunka.jp/ticket

イープラス(e+) http://eplus.jp 

お問い合せ 東京藝術大学演奏藝術センター
TEL:050-5525-2300

 

 

東京藝術大学130 周年記念(公式プログラム)
文部科学省国立大学機能強化事業 「国際共同プロジェクト」

ルドガー・ローマン オルガン・リサイタル  
~宗教改革の音楽遺産“コラール”をめぐって~

 1517年にマルティン・ルター(1483~1546)が『95か条の論題』をヴィッテンベルク教会の扉に貼り出したことを機にプロテスタントが誕生した「宗教改革500年」を祝って、2017年にはドイツを中心に世界各地で多くの記念行事が行われています。今回の演奏会のプログラムも、この「宗教改革500年」がテーマとなっています。
 ルターが残した大きな音楽的業績は、「コラール」を生み出したことです。それまで、カトリックの「典礼聖歌」は訓練を受けた聖歌隊によってラテン語で歌われていましたが、ルターは一般会衆が言葉によって信仰を深められるように、ラテン語のグレゴリオ聖歌をドイツ語の賛美歌に改変したり、新たに作詞作曲して愛唱される「コラール」を多く創り出しました。 そして、そのコラールを基に、数多くのオルガニスト・作曲家たちが名曲を創造したのです。 その筆頭はJ.S.バッハ(1685~1750)ですが、今回の演奏会では、バッハへ連なるバロック時代のM.プレトリウス(1571~1621)やヴェックマン(ca.1616~1674)、ブクステフーデ(ca.1637~1707)、ロマン派の時代のメンデルスゾーン(1809~1847)からレーガー(1873~1916)まで、幅広い時代の作曲家の手による多彩な「ルター・コラール作品」をお楽しみいただくことができます。
 演奏者であるルドガー・ローマン氏は、今回特別招聘教授として来学されます。20代の若さでシュトゥットガルト音楽演劇大学の教授に就任されて以来、長年、名教授として優れたオルガニストを育てる傍ら、世界各地からの熱い招聘に応えて、演奏家・マスタークラス教授として多忙を極めるオルガニストです。日本にもこれまで何回か演奏旅行にいらしていますが、今回の来日時のリサイタルは、東京藝術大学奏楽堂での演奏会のみです。どうぞ、お聴き逃しなく!

廣江 理枝(東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻主任・教授)

 

 

█ 曲目

ヴェックマン
《第2旋法によるマニフィカト》

ブクステフーデ
《コラール幻想曲「いまぞともに喜べ、愛しきキリストの徒よ」》BuxWV 210

M.プレトリウス
《コラール幻想曲「われらが神は堅き砦」》

J. S. バッハ
《コラール幻想曲「主なる神 われらの側にいまさずして」》BWV 1128
          
J. S. バッハ
《18のライプツィヒ・コラール集》より
〈 「来ませ、聖霊、主なる神」による幻想曲〉BWV 651

メンデルスゾーン
《コラール「天にましますわれらの父よ」によるオルガン・ソナタ第6番》ニ短調 Op. 65-6

レーガー
《コラール「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」による幻想曲》Op.52-2

 

 

█ 出演

ルドガー・ローマン(オルガン) 
Prof. Dr. Ludger LOHMANN(Orgel )
 1954年生まれのドイツを代表するオルガニスト。ケルン音楽大学でオルガンをW.シュトックマイアー、ウィーンでA.ハイラ―、パリでM.-C.アランに師事。1982年シャルトル大聖堂国際オルガン・コンクールでグランプリ優勝。ケルン大学で音楽学も学び、1981年博士号を取得した論文『16~18世紀の鍵盤楽器のアーティキュレーション』(1990年刊)は、オルガニストの基本文献となっている。近年はロマン派のオルガン音楽も研究。1979~1984年母校ケルン音楽大学でオルガンを教えた後、1983年以来、シュトゥットガルト音楽演劇大学教授。傍ら、四半世紀にわたってシュトゥットガルトの聖エバーハルト大聖堂オルガニストも務めた。国内外で演奏活動・マスタークラスなどを行い、多数のCDをリリースしている。シュトゥットガルト音楽演劇大学音楽学部教授、東京藝術大学音楽学部特別招聘教授。

 

 

 

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。

交通案内

奏楽堂 地図

 

 

JR 上野駅(公園口)・JR 鶯谷駅(南口)、
東京メトロ千代田線 根津駅より徒歩10分

京成線 京成上野駅、
東京メトロ日比谷線 上野駅、
東京メトロ銀座線 上野駅より徒歩15分

台東区循環バス「東西めぐりん」谷中行き
【1】上野駅入谷口臨時バス停(東京芸術大学経由)→【5-1】東京芸術大学下車(30分間隔)
※「東西めぐりん」は、本年8月末(予定)まで迂回運行をしております。
 【2】上野駅・上野公園バス停は終日停車いたしません。
 【1】上野駅入谷口臨時バス停をご利用ください。
  
  
  

駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください

所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8