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学長挨拶

東京藝術大学 学長 澤 和樹

 本学は我が国唯一の国立総合芸術大学として、創設以来、世界水準の教育研究活動を展開し、数多の傑出した芸術家を育成・輩出するとともに、国内外における広範かつ多様な芸術活動や社会実践等を通じて、我が国の芸術文化の継承・発展に寄与してまいりました。

 とりわけ、近年においては、芸術系大学で唯一となるスーパーグローバル大学やCOI(Center of Innovation)拠点に選定されたことをはじめ、第3期中期目標期間における国立大学への重点支援においても、文部科学省より高い評価を受けるなど、国家戦略を牽引するナショナルセンターとして確固たる地位を構築しています。

 これらの輝かしい実績や、誇りある伝統を振り返るにつけ、学生諸君のたゆまぬ鍛錬はもとより、歴代教職員及び同窓生の並々ならぬ努力、各界の皆様方のご尽力に心から敬意と感謝を捧げたいと存じます。

 さて、本学では昨年度末に、学生や教職員、卒業生から「タグライン」を募集しました。タグラインとは、誰にでもわかる短い言葉でブランドの魅力を伝える表現、そのブランドがどんな独自の価値を提供できるかの宣言文のことです。“GEIDAI is ○○”、“東京藝大とは一体何なのか”を皆で考え、230を超える応募の中から吟味し、「世界を変える創造の源泉」と決定しました。

 また、この4月、本学にアートイノベーション推進機構を立ち上げました。これからの東京藝術大学のあるべき姿として掲げた「NEXT 10 Vision~革新的であること・多様性があること・国際的であること~」を踏まえ、培われた伝統を継承しつつも、芸術の新しい価値を見出すことによって、世界を変えていくことを全学的に推進します。そして、その源泉として学生や卒業生の活躍の場をプロデュースしていきます。

 2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、日本の芸術や文化が世界の注目を集める絶好の機会である今、本学としても、2020年を歴史的なターニングポイントに位置付け、多様な活動を組織的に展開するとともに、これをゴールとしては捉えず、あくまでも通過点として、我が国の芸術文化の可能性を、より創造的・持続的に飛躍・発展させ、広く世界へと展開できるよう尽力していきます。

 美術、音楽及び映像の芸術諸分野に、アートプロデュースを担う国際芸術創造も含め、世界にも類を見ない総合芸術大学としての実力や魅力を存分に発揮すべく、教職員が一体となり、文部科学省や文化庁をはじめとする関係機関等とも緊密に連携しながら、優れた芸術家育成や我が国の芸術文化力の発信、さらには、世界の芸術文化の発展に貢献できるよう邁進し続けてまいります。

 

令和元年6月
東京藝術大学 学長
澤 和樹

学長プロフィール

澤 和樹(さわ かずき)

ヴァイオリニスト
東京藝術大学大学院音楽研究科器楽専攻(ヴァイオリン)修了。
平成25年4月から副学長、平成26年4月音楽学部長を経て平成28年4月から現職。

国内外で多数の音楽コンクールや演奏会に参加し、ロン=ティボー国際コンクール第4位やミュンヘン国際コンクール第3位、和歌山県文化賞受賞などの功績がある。また、平成27年5月には英国王立音楽院名誉教授に就任している。

<主な受賞歴>
昭和49年 第42回日本音楽コンクール第3位
昭和51年 藝大にて「安宅賞」受賞
昭和52年 ロン=ティボー国際コンクール第4位
昭和52年 イザイ・メダル受賞
昭和54年 ボルドー音楽祭にてリサイタル 金メダル受賞
昭和57年 和歌山市文化奨励賞受賞
昭和58年 ミュンヘン国際コンクール第3位(ヴァイオリン=ピアノ二重奏部門)
平成元年 和歌山県文化奨励賞受賞
平成9年 英国王立音楽院名誉会員
平成12年 和歌山市文化賞
平成16年 和歌山県文化賞
平成16年 英国北王立音楽院学術特別研究員
平成27年 英国王立音楽院名誉教授

<主な活動歴>
演奏
コンサートマスター及び指揮者
九州交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団
共演
アマデウスクヮルテットメンバー、ヘンシェルクヮルテット、グスタフ・マーラークヮルテット、カードゥッチクヮルテットなど
出演
クフモ室内楽祭(フィンランド)、ボウドイン音楽祭(アメリカ)、ウェスト・コーク音楽祭(アイルランド)、湖水地方音楽祭(イギリス)など
主宰
澤クヮルテット、澤和樹・蓼沼恵美子デュオ

<国際コンクール審査員>
スイス・ティボール・ヴァルガ国際コンクール、ウラルスク国際ヴァイオリンコンクール、RNCMマンチェスター国際ヴァイオリンコンクール、ロンドン弦楽四重奏コンクール、パリ・ロン=ティボー国際コンクール、ベルリン・マックス・ロスタール国際コンクール審査員など

<音楽監督>
和歌山県立図書館音楽監督、NAGANO国際音楽祭、なら音楽アカデミー、オホーツク紋別音楽セミナー

<マスタークラス>
英国王立音楽院、英国北王立音楽院、ジュネーブ音楽院、ローザンヌ音楽院、國立臺南藝術大學