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作曲科・作曲専攻

◆学科・専攻概要

 作曲科は、1931(昭和6)年に東京藝術大学音楽学部の前身である東京音楽学校に設置されて以来、ヨーロッパ近代音楽の表現法と技法の研究・教授を行ってきました。
 1949(昭和24)年の新制大学への移行後も、ヨーロッパの伝統的音楽理論の研究と、戦後の新たな創作様式の総合のうえに教育研究活動を展開することによって、日本における音楽創造の中核としての機能を担ってきました。

>>作曲科 公式Webサイト

◆カリキュラム

○カリキュラム(学部教育)

 必修科目の作曲実技Ⅰでは、二重奏曲、声楽作品、室内楽曲、管弦楽曲、および卒業作品の提出が義務付けられています。また、奏楽堂における学内演奏で、自作品を発表する機会が与えられます。室内楽曲、管弦楽曲提出作品は、選考により、それぞれ木曜コンサート(旧奏楽堂)と、藝大フィルハーモニアによるモーニング・コンサート(奏楽堂)で演奏されます。さらに卒業作品(管弦楽曲)1作が、新卒業生紹介演奏会(奏楽堂)で、藝大フィルハーモニアの演奏により紹介されます。
 同じく必修科目の作曲実技Ⅱでは、楽曲解析及びヨーロッパ音楽の伝統的技法である和声、フーガ、管弦楽法の実習が課せられます。
 また、ソルフェージュ、および外国語や教養科目も必修科目とされています。さらに、楽曲研究、現代音楽技法、コンピュータ・ミュージック等を選択必修科目として学びます。

○カリキュラム(大学院教育研究)

 大学院作曲専攻課程では、作曲技法のさらなる研究と自由な創作の機会が与えられます。
 また、奏楽堂コンサート・シリーズ「創造の杜」においては、選考により大学院生の管弦楽作品が取り上げられ、藝大フィルハーモニアによって演奏されます。

○その他(国際交流、留学生の受入れ、卒業後の進路など)

 国際交流と留学生の受け入れにあたっては、日本の伝統音楽と近・現代ヨーロッパ音楽との接点としての作曲科の位置づけを踏まえて、今後の方向性を求めていきます。
 作曲科の卒業生・修了生は、日本の音楽界の重要な人材として、国内外で多方面にわたって活躍しています。

指導教員:

教育科目: