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東京藝術大学創立130周年記念式典を挙行(10/10)

2017年10月24日 | イベント, 全て, 大学全般

日時:平成29年10月10日(火) 15:00~
場所:奏楽堂

式次第
1.奏楽
2.開式
3.学長式辞
4.祝辞
5.東京藝術大学NEXT 10 Vision発表
6.130周年記念アンバサダー挨拶
7.130周年記念オフィシャルパートナー紹介
8.130周年記念オフィシャルパートナー感謝状贈呈
9.130周年記念オフィシャルパートナー挨拶
10.閉会
記念式典 特別演奏会

 

 爽やかな秋晴れに恵まれた平成29年10月10日(火)、各界から多くの来賓を迎え、奏楽堂にて東京藝術大学130周年記念式典が挙行されました。

 邦楽科の学生による「編曲松竹梅」(三ツ橋勾当作曲、宮城道雄編曲)が演奏され、厳かな雰囲気のなか幕を開けた式典では、学長式辞、文部科学大臣祝辞に続き、「東京藝術大学NEXT 10 Vision」が発表されました。また、130周年記念事業のアンバサダーを務める松井冬子氏、葉加瀬太郎氏からご挨拶を賜り、130周年記念オフィシャルパートナーの方々が紹介されました。前学長である宮田亮平文化庁長官からは祝福の言葉と直筆の書が贈られました。

 特別演奏会では、東京藝術大学130周年記念オーケストラによる「J.ブラームス 交響曲第2番二長調作品73より第4楽章」と「J.ブラームス 《大学祝典序曲》作品80」が披露され、式典は大盛況のうちに幕を閉じました。
 当日の様子はこちらをご覧ください。
 https://www.youtube.com/watch?v=dZcXRokwTkE

学長式辞

 130年の歴史を振り返りつつ、諸先輩方への敬意をあらわし、ご支援・ご協力をいただいている方々への感謝を述べました。
 学長式辞(全文)はこちらをご覧ください。

祝辞

林芳正文部科学大臣から祝辞を賜り、小山竜司国立大学法人支援課長により代読されました。

東京藝術大学NEXT 10 Vision

 今後10年、本学が進むべき道をしたためた「東京藝術大学NEXT 10 Vision」が岡本美津子副学長より発表されました。
 東京藝術大学NEXT 10 Visionについてはこちらをご覧ください。

130周年記念アンバサダー

「先を見据えて芸術の概念を新たに構築していくことが藝大の使命」と松井冬子氏。


葉加瀬太郎氏は得意の宣伝活動にご尽力くださると述べられました。

 東京藝術大学130周年記念事業の推進にあたり、各界の第一線で活躍する本学関係者にアンバサダーに就任していただきました。5名のアンバサダーのうち、式典では日本画家の松井冬子氏とヴァイオリニストの葉加瀬太郎氏にご挨拶を賜りました。
 アンバサダーにつきましてはこちらをご覧ください。
 http://130th.geidai.ac.jp/?request=ambassador

130周年記念オフィシャルパートナー

 東京藝術大学130周年記念事業の協賛であるオフィシャルパートナーが紹介され、代表として株式会社ぐるなび 代表取締役会長 CEO・創業者の滝久雄氏に感謝状が贈呈されました。
 オフィシャルパートナーについてはこちらをご覧ください。
 http://130th.geidai.ac.jp/?request=official_partner

宮田亮平文化庁長官挨拶

 宮田亮平文化庁長官からは、「日本を、世界をリードする藝術の拠点になっていただきたい」と、“大切な物を想像し、願いを必ず達成し、歴史を創る”という意味の文字(金文)をしたためた書が贈られました。


読みは「キン・つくる」


「行人偏は人、金は物、立刀は刀=道具をあらわします」と宮田長官。

学長式辞(全文)

東京藝術大学創立130 周年記念式典 学長式辞

 本日は多数のご来賓、関係者の皆様と共に「東京藝術大学130 周年記念式典」を開催出来ますことは、私共にとりまして大きな喜びであります。ご来場の皆様におかれましてはご多忙のところご出席を賜り、誠にありがとうございます。

 本学は、明治12 年に音楽取調掛が、明治十八年に図画取調掛がそれぞれ文部省に置かれたことを起源とし、明治20 年10 月4 日には東京美術学校と東京音楽学校の2 校が設置され、ここに我が国の近代芸術教育の礎が築かれました。

 両校は、戦前における我が国の芸術家養成の中心的役割を担い、戦後の昭和24 年5 月には学制改革により両校を統合して新制大学「東京藝術大学」となり、美術と音楽の2 学部からなる、国立大学で唯一の芸術に関する教育研究を行う四年制大学として生まれ変わりました。その後、大学院修士課程及び博士課程、更には映像研究科、国際芸術創造研究科等の独立研究科の設置を経て今日に至っております。

 今から十年前の平成19 年、この奏楽堂で創立120 周年記念式典を挙行いたしました。当時は国立大学が法人化されて四年目で、法人化のメリットを活かしながら、個性豊かな魅力のある大学として積極的に教育研究活動を社会に発信し、東京藝術大学らしさを発揮して更なる発展を目指すことを皆様方にお誓いし、以来、社会貢献や国際交流の推進においても取り組んでまいりました。

 近年においては、文部科学省のスーパーグローバル大学や国立大学機能強化事業、COI 拠点等の採択を契機として、美術、音楽及び映像の芸術諸分野において、世界水準の教育研究活動を展開しており、東京藝術大学にしかできない“芸術文化”という独自の登頂ルートで、“世界の頂”を極めるべく邁進しているところです。

 平成28 年度から始まった第三期中期目標期間においても、海外一線級アーティストユニット誘致による指導体制強化や国際共同カリキュラム構築、国際芸術創造研究科をはじめとする教育研究組織整備に鋭意取り組んでいる他、国際舞台への飛躍を視野に、国内全域で展開しているアートプロジェクトや、将来音楽家を目指す全国の子ども達を対象とした早期教育プロジェクトも推進しております。

 現在、本学においては、学生と教職員が一体となり、大学創設以来とも言える、過去に例のない規模およびスピードで大学改革を断行しており、着実に成果を挙げつつあります。このような本学の活動が、国内外の芸術文化の更なる発展に繋がることを期待してやみません。また同時に、130 年の永い歴史の中で多くの困難を乗り越え、数多くの有為(ゆうい)な人材を輩出し、今日の大学の発展の基盤を築かれた先輩諸氏の偉業に敬意をあらわすとともに、本日ご参会の皆様の御支援と御協力に心より感謝申し上げます。

 今年度の入学式において、私は新入生に対し、孔子の「温故知新」にあやかり、「温故創新」の言葉を贈りました。これは「故きをたずねて新しきを創る、もって藝大生たるべし」というもので、専門分野での能力に磨きをかけるとともに、世界でも稀な総合芸術大学に在籍するメリットを生かし、他分野との交流にも大いにチャレンジしてもらいたいとの想いを込めたものです。

 しかしながら、この言葉は学生だけに向けたものではありません。皆様方の御期待を胸に刻み、東京藝術大学が世界の芸術界において確固たる存在感を示してゆけるよう、私共教職員も「温故創新」の精神で努力を重ねてまいりますので、引き続き皆様方の熱いご支援をお願いし、私の式辞とさせていただきます。

平成29 年10 月10 日

東京藝術大学 学長 澤 和樹