『東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサート』は1971年の初公演から50年以上続いてきた歴史ある学生たちの研鑽の場で、選抜される学生の質の高さやオーケストラとの充分な練習時間の設定など、非常に高度な水準を維持してきた世界的に類を見ない企画です。作曲、声楽、ピアノ、オルガン、弦楽、管打楽の各専攻科から選抜された優秀な学生が各回2名ずつソリストとして、あるいは作曲家として藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演し充実した演奏を行うことで、音楽家としての成長や研究のさらなる向上に寄与してきました。今年度も全13回、計26名の若き音楽家たちの音楽とその演奏を心ゆくまでお楽しみください。
日時 |
2021年7月29日(木) 11:00開演(10:30開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
1,000円(全席指定) |
チケット取り扱い |
ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 藝大アートプラザ ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター ※チケットご購入の際にかかる手数料など |
学生・教職員券 |
【申込フォーム】 【対象】 |
主催 |
東京藝術大学音楽学部 |
◆出演者・曲目
杉浦 瑛優(Comp)
SØNAR for orchestra (ソナー オーケストラのための)
永井 希望(Pf)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
指揮:山下一史
Conductor:Kazufumi YAMASHITA
桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。カラヤンが亡くなるまで彼のアシスタントを務める。その後ヘルシンボリ響首席客演指揮者を務めた。日本国内ではN響を指揮してデビュー、以後主要オーケストラに定期的に出演、好評を得ている。これまでにアンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九響常任指揮者、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管常任指揮者ならびに名誉指揮者、仙台フィル指揮者ならびに正指揮者を歴任。シューマン作曲歌劇「ゲノフェーファ」日本舞台初演など、オペラ、オーケストラの両面においてますます注目を浴びている。現在、千葉交響楽団音楽監督として、「おらが街のオーケストラ」をキャッチフレーズに定期から音楽教室まで幅広く活動をしている。東京藝術大学音楽学部指揮科教授。
◆管弦楽
藝大フィルハーモニア管弦楽団
The Geidai Philharmonia Orchestra, Tokyo
藝大フィルハーモニア管弦楽団(2016年秋、藝大フィルハーモニアから改称)は東京藝術大学に所属するプロフェッショナル・オーケストラで、年2回の「定期演奏会」、声楽科との「合唱定期」、オペラ研究部との「オペラ定期」、「新卒業生紹介演奏会」のほか、年末恒例の「チャリティーコンサート・メサイア」(朝日新聞厚生文化事業団・朝日新聞社主催)、「台東第九公演」などを行っている。
教育面では、器楽科・声楽科学生との協奏曲等の共演および作曲科学生の作品披露を行っている「モーニング・コンサート」、指揮科学生との演奏会・試験・演習など、学生の演奏経験の拡充に資している。前身である東京音楽学校管弦楽団は、我が国初の本格的なオーケストラで、ベートーヴェンの《交響曲第5番「運命」》、《交響曲第9番「合唱付き」》、チャイコフスキーの《交響曲第6番「悲愴」》などに加え、ブルックナーの《交響曲第7番》と《交響曲第9番》を本邦初演し、日本の音楽界の礎石としての役割を果たしてきた。
2017年6月には「日本・チリ修好120周年」を記念して、南米チリ公演(4公演)を行い、聴衆を魅了した。(公社)日本オーケストラ連盟準会員。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください
交通のご案内
■JR 上野駅( 公園口)・鶯谷駅( 南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10 分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15 分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。