日時 |
2024年6月6日(木) 19:00開演(18:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
全席指定 当日券販売あり 18:00~ ※就学前のお子様の同伴・入場はできませんのでご了承ください。 |
チケット取り扱い
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◆チケット発売:4月10日(水) ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター TEL:03-5355-1280(平日10:00~18:00)までお問い合わせください。 |
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【対象】 |
主催 | 東京藝術大学音楽学部 東京藝術大学演奏藝術センター |
お問い合わせ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
東京藝大シンフォニーオーケストラ 第69回定期演奏会(藝大定期第423回)
▊ ごあいさつ
今回は20世紀フランス音楽を代表する曲が集められました。
「牧神の午後への前奏曲」はドビュッシーにとっての出世作であると同時に、フランス近代印象楽派の始まりを告げる作品でもあります。まさに絵画的な光の揺らぎを具現化するかのような響きは後世に大きな影響を与えました。
ドビュッシーより少し遅れてパリを賑わせたラヴェルによる「クープランの墓」は、ドビュッシーの感覚的な美しさとは対照的に、より理知的なセンスの良さが特徴的です。
そしてメインはドビュッシーから約半世紀遅れて生まれたデュティユー「交響曲第1番」、なんと斬新な選曲でしょうか! 演奏機会は多くはありませんが、フランス音楽ならではの色彩感を纏いつつ古典的でしっかりとした構成と現代的な響きを併せ持つ名作です。
この魅力的かつ難曲揃いのプログラムにこめられたナジ先生の思いの熱量はいかばかりなのか、そしてそれを若い演奏家達がどう受け止めるのか、楽しみでなりません。
三界 秀実 音楽学部器楽科教授
▊ 曲 目
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
Claude Debussy : Prélude à l’après-midi d’un faune
ラヴェル:クープランの墓
Maurice Ravel : Le Tombeau de Couperin
デュティユー:交響曲第1番
Henri Dutilleux : Symphonie n° 1
▊ 出 演
指 揮:ジョルト・ナジ
Conductor : Zsolt NAGY
ハンガリー生まれ。リスト音楽院でI.パルカイに指揮を学び、最優秀のディプロムを授与される。その後P.エトヴェシュに学び、国際エトヴェシュ・インスティテュートの客員教授として各地で教鞭をとった。
1999年よりイスラエル・コンテンポラリー・プレイヤーズの活動に携わり、主任指揮者兼音楽監督を経て客演指揮者。2002年~2014年パリ国立高等音楽院指揮科教授。
これまでにBBC響、ベルリン放送響、アンサンブル・アンテルコンタンポランのほか、新日本フィルや藝大フィルなど多くのオーケストラの指揮を務めている。800を超える作品の新曲初演および多数の録音を手がけている。
東京藝術大学音楽学部特別招聘教授。
管弦楽:東京藝大シンフォニーオーケストラ
Orchestra : Tokyo Geidai Symphony Orchestra
東京藝大シンフォニーオーケストラは、音楽学部の2~4年までの弦・管・打楽器専攻生を主体として編成され、古典から現代までのオーケストラ作品(管弦楽曲・協奏曲・オペラ等)を中心に学び、授業の成果を学内外で発表している。これまでに毎年行われる伊澤修二記念音楽祭や日本国際賞授賞式記念演奏会、別府アルゲリッチ音楽祭等に招待され高い評価を得てきた。
また、近年では外国人客演指揮者を迎えての演奏会も積極的に行い、これまでネルロ・サンティ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、クルト・マズア、ハンス=マルティン・シュナイト、ペーター・チャバ、ドミトリー・シトコヴェツキー、ジョルト・ナジ、ダグラス・ボストックの各氏の他、多数の共演を果たしている。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
東京藝術大学奏楽堂 [大学構内]
〒110- 8714 東京都台東区上野公園12- 8
交通のご案内
■JR 上野駅( 公園口)・鶯谷駅( 南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10 分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15 分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。