日時 |
2025年10月4日(土)・5日(日) 14:00開演(13:15開場) |
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会場 |
東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
全席指定 ※就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮いただいております。 |
チケット取り扱い |
◆チケット発売:7月9日(水)
チケットぴあ《 Pコード 300-527 》 東京文化会館チケットサービス 東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター ※チケット購入にかかる手数料など詳細は各店舗へお問い合わせください。 |
主催 |
東京藝術大学音楽学部 |
助成 |
藝大フレンズ |
特別協賛 |
(株)日本創発グループ |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2300 |
第71回 藝大オペラ定期公演
◆ご挨拶
「藝大オペラ定期公演」は今年で71回を迎えます。多くの方の厚いご理解とご支援をいただき、1956年に開催した第1回公演G.ヴェルディの《椿姫》から現在に至っております。今年も皆様への深い感謝と共に、今成し得る限りのものを皆様にお届けいたします。
今秋、藝大奏楽堂にて奏でられる演目は第58回目以降久しぶりの上演となる、モーツァルト作曲《ドン・ジョヴァンニ》です。稀代のプレイボーイ「ドン・ジョヴァンニ」と、彼を取り巻く個性豊かな登場人物たちによるこの物語は、娘を誘惑してその父親を殺し、石像として現れた父親の幽霊に地獄へ連れていかれる”ドン・ファン伝説”をもとにしています。
ドン・ジョヴァンニが迎える最期は果たして悲劇なのか、喜劇なのか。モーツァルトの壮大な音楽と共に、ぜひ皆様の目でご覧ください。
東京藝術大学大学院音楽研究科オペラ専攻
W.A.モーツァルト ドン・ジョヴァンニ
台本/L.ダ・ポンテ
イタリア語上演・字幕付き(全2幕)
指揮・フォルテピアノ/園田 隆一郎
演出/今井 伸昭
◆第1日 2025年10月4日(土)
Cast
ドン・ジョヴァンニ:新町 佳風
騎士長:清水 宏樹
ドンナ・アンナ:岡本 なつみ
ドン・オッターヴィオ:大野 利貴
ドンナ・エルヴィーラ:水野 菜津子
レポレッロ:大川 博
マゼット:外崎 広弥
ヅェルリーナ:押見 理沙
◆第2日 2025年10月5日(日)
Cast
ドン・ジョヴァンニ:須田 龍乃
騎士長:髙崎 翔平
ドンナ・アンナ:野田 萌々
ドン・オッターヴィオ:齋藤 傑
ドンナ・エルヴィーラ:松岡 なつ美
レポレッロ:渥美 史生
マゼット:佐橋 潤
ヅェルリーナ:遠藤 更
合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科オペラ実習Ⅰ履修生
管弦楽:藝大フィルハーモニア管弦楽団
◆STAFF
♢美術 鈴木 俊朗 ♢照明 稲葉 直人((株)A.S.G) ♢衣裳 西原 梨恵 ◇振付 市瀬 陽子
♢音響・収録 東京藝術大学音響研究室 ♢字幕 本谷 麻子 ♢舞台監督 村田 健輔((株)ザ・スタッフ)
♢演出助手 小野寺 東子 ♢美術助手 佐藤 みどり ♢合唱指揮 粂原 裕介 ♢副指揮 佐藤 宏充
♢コーチ 江澤 隆行 平塚 洋子 山口 佳代 ♢コレペティートル 城谷 正博 ♢原語指導 E.アリエンティ
◆STORY
17 世紀、スペイン。
~第1幕~
スペインの貴族であるドン・ジョヴァンニは、女性であれば誰でも口説き自分のものにする伝説の色男。今宵も従者であるレポレッロに見張りをさせて、ドンナ・アンナの家に忍び込むが、運悪く失敗。助けを呼ぶ娘の声を聞きつけ、父親である騎士長が現れるが、ドン・ジョヴァンニと決闘の末、刺し殺されてしまう。ドン・ジョヴァンニはレポレッロとともにその場を立ち去るが、ドンナ・アンナは婚約者であるドン・オッターヴィオと共に父親の復讐を誓う。
逃げ延びたドン・ジョヴァンニは、街で別の女性に声をかける。しかし、その女はかつて3日間だけ恋人だったドンナ・エルヴィーラだった。捨てられたことを怒る彼女をレポレッロに押しつけて、ドン・ジョヴァンニはまたもやうまく逃げ出す。
次の標的は、ある村で農夫マゼットと結婚式を挙げていた娘ゼルリーナ。ドン・ジョヴァンニは村人全員を自分の邸宅に招待して豪華な宴会を催し、その上で、彼女をこっそり頂こうという手筈を整える。しかし、あと一歩でゼルリーナをものにできるというところへ、ドンナ・アンナ、ドン・オッターヴィオ、そしてドンナ・エルヴィーラの3人が現れ、彼の悪行を暴露する。ドン・ジョヴァンニとレポレッロは、その絶体絶命の窮地を何とか切り抜け、逃げ去るのだった。。
~第2幕~
ドン・ジョヴァンニは全く懲りることもなく、レポレッロと服を交換し、今度はドンナ・エルヴィーラの侍女を誘惑しに出かけてしまう。一方、ドン・ジョヴァンニの服を着せられたレポレッロは、本人と勘違いされたままドンナ・エルヴィーラと逢引きすることになり、愛を求めて迫る彼女を振り切ろうとしている内に、またもやドンナ・アンナ達に取り囲まれる事態に。命からがら逃げ出したレポレッロは、墓場でドン・ジョヴァンニと落ち合うが、そこにはあの騎士長の石像が立っていた。ドン・ジョヴァンニが反省もせずに侍女との出来事をレポレッロに話していると、なんと石像が口を開き、語りかけてくる。しかしドン・ジョヴァンニは、不敵にもその石像を夕食に招待するのだった。
その晩、豪勢な食事を楽しむドン・ジョヴァンニの元に、ドンナ・エルヴィーラが訪れ、改心をするように懇願する。彼女の必死の叫びも虚しく非情に追い払うドン・ジョヴァンニ。すると、ドアを叩く大きな音が聞こえ、騎士長の石像が現れる。騎士長はドン・ジョヴァンニへこれまでの行いを悔い改めるよう求めるが、彼はその要求を頑なに拒否する。何度も断り続けるドン・ジョヴァンニに「時間切れだ」という言葉を残し、騎士長は去る。その瞬間、ドン・ジョヴァンニは体の内外から業火に包まれ、地獄の底に引き摺り込まれてしまうのだった。
※スケジュール・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
東京藝術大学奏楽堂 [大学構内]
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線 上野駅より徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください