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大学院映像研究科『上野校地シアター2014(後期)』の開催について

2014年10月29日 | 全て

大学院映像研究科では、毎年前期と後期に本学美術学部第一講義室にて『上野校地シアター』を開催しています。

 本学大学院映像研究科は、これまで横浜地区のみで映画専攻及びアニメーション専攻修了作品の上映会を開催してきましたが、より多くの方々に映像研究科の作品を見て頂く機会を設け、映像研究科を知って頂きたいと考えております。

 皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 上野校地シアター2014(後期)チラシ

 

日時

◇アニメーション専攻

2014年11月17日(月)18:30開演(18:15開場)

◇映画専攻修了作品上映

 2014年12月17日(水)18:00開演(17:00開場)

会      場

東京藝術大学美術学部中央棟第一講義室

>>来校案内

入場料

無料

主催

東京藝術大学大学院映像研究科

お問い合わせ

東京藝術大学大学院映像研究科事務室

TEL:050-5525-2671 または 045-650-6200

 

◆アニメーション専攻

 ◇2014年11月17日(月)18:30開演(18:15開場)

 

 ◇上映作品

  「ワイルドライフ」*オスカー賞ノミネート

   2011年/カナダ/13分10秒

   監督:アマンダ・フォービス、ウェンディ・ティルビー

   (c)National Film Board of Canada

 

  「カノン」

   1964年/カナダ/9分16秒

   監督:ノーマン・マクラレン、グラント・マンロー

   (c)National Film Board of Canada

 

  「ことば、ことば、ことば」*オスカー賞ノミネート

   1991年/チェコ/8分12秒

   監督:ミカエラ・パヴラトヴァ

 

  「フライング・ナンセン」

   1999年/ウクライナ/アメリカ/11分34秒

   監督:イゴーリ・コヴァリョフ

 

  「こどもの形而上学」

   2007年/日本/5分10秒

   監督:山村浩二

   (c)Yamamura Animation

 

  「Animation Circus 01~03」

   2013~2014年/2分31秒

   アニメーション専攻

   平面アニメーション表現特別演習課題作品

 

 ◇山村浩二(アニメーション専攻教授)

  1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年には日本人初のNFBとのアニメーション共同制作『マイブリッジの糸』を完成。アニメーション作品の国際的な受賞は80を越える。国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。

 

 

◆映画専攻修了作品上映

 ◇2014年12月17日(水)18:00開演(17:00開場)

 

 ◇上映作品:[息を殺して]

       2014年/アメリカンビスタ/5.1ch/color/85min

       8期生修了制作

 

 ◇スタッフ

  監督/脚本:五十嵐耕平 製作:大木真琴/加藤圭祐 助監督:廣原暁

  撮影/照明:髙橋航 録音/整音:稲村健太郎 美術:河股藍 衣装:谷本佳菜子

  ヘアメイク:光岡真理奈 編集:姜銀花 音楽:Sleepy Lemon

 

 ◇出演

  谷口蘭/稲葉雄介/嶺豪一/足立智充/原田浩二/田中里奈/稲垣雄基/のぼ(Nobody)/あらい汎

 

◇あらずじ

 オリンピックを二年後に控えた2017年12月30日。ゴミ処理工場に一匹の犬が迷い込む。タニちゃんは犬を探すが見つからない。夜勤を終えたケン、ゴウ、足立さん、ヤナさんは帰りもせずTVゲームなどで遊んでいる。しかし彼らは皆同じような問題を抱えていたのだった。妊娠、不倫、家族、戦争で死んだ友達。そんな中、足立さんとの不倫関係に思い悩むタニちゃんだったが、いつしか既に死んだはずの元工場長の父親が、この場所にはいるのではないかと感じ始める。

 

◇登壇者

 五十嵐耕平(監督)

 1983年静岡県生まれ。東京造形大学映画専攻に進学し、同大学の教授、映画監督の諏訪敦彦氏のもとで映画を学ぶ。在学二年時に制作した初長編映画『夜来風雨の声』が、Cinema Digital Seoul 2008 Film Festivalに出品され、韓国批評家賞を受賞。2014年4月公開のふみふみこ原作オムニバス映画『恋につきもの』の一篇「豆腐の家」を監督。

 

 諏訪敦彦(映画専攻監督領域教授)

 1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビドキュメンタリーの演出を経て、96年に『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。『M/OTHER』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H/Story』『パリ・ジュテーム』(オムニバス)『不完全なふたり』(ロカルノ国際映画祭審査員特別賞)『ユキとニナ』など、完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。2008年から2013年まで東京造形大学学長を務めた。