【重 要】東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い(R4.1.4 更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
日時 |
2022年7月30日(土) 14:00開演(13:15開場) |
---|---|
会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
♦6/8(水)~販売開始 全席指定 S席5,000円 A席4,000円 |
チケット取り扱い
|
ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 藝大アートプラザ (店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター ※チケットご購入の際にかかる手数料など詳細は、各店舗へお問合わせください。 |
学生・教職員券 申込フォーム |
【申込フォーム】
【対象】 |
主催 |
東京藝術大学演奏藝術センター |
協力 |
東京藝術大学大学院日本画第三研究室 |
助成 |
独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁【令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト補助対象事業(東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2022)】 |
お問い合せ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
藝大21 東京藝術大学 演奏藝術センター主催公演
《和楽の美 2022》
奏・謡・舞 藝大邦楽が描く令和の源氏物語絵巻
『源氏物語』葵上・賢木の巻
❖ご挨拶 <制作統括 萩岡松韻>
昨年は、第20回の記念として『和楽の美』の目的であった「古典の真髄」をテーマとした公演でした。
この度は、原点に立ち返り、邦楽科各専攻による「源氏物語」をテーマとした「邦楽絵巻物」で構成いたしました。本年、来年の2年に亘る上巻・下巻となる大作をお目にかけます。
また、今回は特別出演として歌舞伎女形の五代目中村雀右衛門丈、京屋さんをお迎えいたします。
邦楽科をあげて皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
❖恐ろしい生霊。そして別離。 <構成・作詞 千野喜資>
令和4年と5年の『和楽の美』は紫式部の「源氏物語」になりました。日本最古の長編「源氏物語」の中、今年は「葵」と「賢木(さかき)」の巻、次年は「夕顔」と「須磨」の巻を扱うことになりました。
室町時代に確立した能楽の演目で「源氏物語」の多くの巻が採り上げられています。それは実在した物語のように、追善供養する形式が数多くあります。邦楽が隆盛する江戸時代には、能の演目を下敷きにした作品が発表されていますが、長編の一部分の巻に集中しているのは、邦楽化する脚色のむずかしさがあったのかも知れません。
光源氏が若くして通っていた六條の御息所(みやすどころ)の生霊が、光の正室葵の上に障碍(しょうげ)することと、光と葵の別離、六條の御息所との別離を中心に構成してみました。加えて平安時代にタイムスリップしてもらうのに、映像の力をお借りすることにしました。
ゲストの歌舞伎俳優中村雀右衛門さんには紫式部に扮して、邦楽と並行して、自己を物語っていただく構成にしてみました。邦楽源氏物語の世界への御招待です。
【特別出演】中村雀右衛門(歌舞伎俳優)
【出演】味見 純(長唄)
東音瀬川靖代(長唄三味線)
萩岡松韻(箏曲山田流)
上條妙子(箏曲生田流)
藤原道山(尺八都山流)
藤波重彦(能楽観世流)
水上 優(能楽宝生流)
花柳輔太朗(日本舞踊)
盧 慶順(邦楽囃子)
清元梅寿太夫(清元浄瑠璃)
清元紫葉(清元三味線)
三浦元則・八槻純子(雅楽)
他邦楽科・器楽科教員&学生
【作曲】萩岡松韻 東音瀬川靖代 藤原道山 清元紫葉
【編曲】松岡あさひ
【作調】盧 慶順 竹井 誠
【振付】花柳輔太朗
【構成・作詞】千野喜資
【映像】桐山孝司 上平晃代 越田乃梨子
【照明】(有)ライズ
【舞台監督】増田一雄
【音響・収録】東京藝術大学音響研究室
【制作】楠田健太
【制作統括】萩岡松韻
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。