【重 要】東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い(R4.1.4 更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
日時 |
2022年12月10日(土) 15:00開演(14:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
♦チケット発売:10月19日(水)~ 全席指定 4,000円 ※当日券の販売はありません。 ※就学前のお子様の同伴・入場はできませんのでご了承ください。 |
チケット取り扱い
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ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 藝大アートプラザ (店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター ※チケットご購入の際にかかる手数料など詳細は、各店舗へお問合わせください。 |
学生・教職員券 申込フォーム |
【申込フォーム】
【対象】 |
主催 | 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部 |
お問い合せ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
藝大プロジェクト2022
藝大百鬼夜行 第3回
『兵士の物語』~悪魔に魂を売った者たち~
「藝大百鬼夜行」と題して妖怪や鬼、悪魔といった魑魅魍魎にまつわる作品を取り上げてきた今年の藝大プロジェクト。最終回となる第3回は豪華二本立てでお送りします!
芸術の世界では、人間業とは思えない超絶技巧が求められる難曲や、制御不能なほどに惹き込まれずにはいられない作品が、「悪魔的」と称されることがあります。恐ろしい、一方でどこか憧れにも似た畏敬の念を抱いてしまう、そうした悪魔の両義的な特質が図らずも表れているのかもしれません。
第1部では、そんな「悪魔的」な作品群を、各所で大活躍の作曲家・川島素晴さんのナビゲートで四人の名手とともにお送りします。
第2部では、影絵師の川村亘平斎さん、語り部・Vocal Artistの志人さんという異色のコンビが奏楽堂初登場。ストラヴィンスキー《兵士の物語》をオリジナル演出でお届けします。光と影、そして音が織りなす特異な空間に立ち現れる悪魔を、ぜひ全身でご堪能ください。
楠田 健太(東京藝術大学演奏藝術センター准教授)
▮第1部
トークインコンサート「悪魔に魂を売った芸術家」
パガニーニ:《「虚ろな心」の主題による序奏と変奏曲》
リスト:《メフィスト・ワルツ 第1番「村の居酒屋での踊り」》
シュトックハウゼン:《ルツィファーの踊り》より〈舌先の踊り〉
リゲティ:《ピアノのためのエチュード 第13番「悪魔の階段」》
⋄ナビゲーター
川島素晴(国立音楽大学准教授/作曲家)
⋄出演者
戸澤采紀(ヴァイオリン)
丁仁愛(ピッコロ)
大瀧拓哉・野原みどり(ピアノ)
▮第2部
ストラヴィンスキー「兵士の物語」
⋄出演者
川村亘平斎(影絵師)
志人(語り部)
松原勝也(ヴァイオリン)
赤池光治(コントラバス)
サトーミチヨ(クラリネット)
岡本正之(ファゴット)
栃本浩規(コルネット)
山下純平(トロンボーン)
藤本隆文(パーカッション)
▮プロフィール
川島 素晴 Motoharu Kawashima
作曲家
東京藝術大学及び同大学院修士課程にて松下功、近藤譲に作曲を師事。1992年秋吉台国際作曲賞、1996年ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞、1997年芥川作曲賞、2017年一柳慧コンテンポラリー賞等を受賞。作品は世界各地で上演されている。2017年から作品個展、2020年からリサイタルシリーズを毎年開催。「アンサンブル東風」作曲・指揮メンバーとしての活動をはじめ様々な演奏活動を展開。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「現代の音楽」等TV・ラジオ番組出演も多く、現代音楽を中心とした企画、講演等も多数行っている。いずみシンフォニエッタ大阪プログラムアドバイザー。(一社)日本作曲家協議会副会長。国立音楽大学及び同大学院准教授。
川村 亘平斎 Koheisai Kawamura
影絵師・音楽家
1980年、東京生まれ。インドネシア共和国・バリ島に2年間滞在し、影絵人形芝居「ワヤン・クリット」と伝統打楽器「ガムラン」を学ぶ。世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。フィールドワークやワークショップを行い、土地に残る物語を影絵作品として再生させる活動が高く評価されている。その他、切り絵やイラスト、映画・CM等への楽曲提供など幅広く活動している。ガムランを使った音楽ユニット「滞空時間」主宰。平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞。北海道庁主催『北の絵コンテ大賞』受賞(2021)。テレビ東京「東京交差点」出演(2022)。
影について:play earth kids『影の図鑑を作ってみる』ほか。
志人 Sibitt
語り部・Vocal Artist
独自の日本語表現の探求により、言葉に秘められた全く新しい可能性を示す。音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の分野においても国内外で活動する表現者。近年は演劇の出演やワークショップを行い、言葉の表現によって様々な舞台芸術の脚色を手掛ける。京都国際舞台芸術祭2016では松本雄吉(維新派・演出)内橋和久(音楽・演奏)『PORTAL』の舞台にて主演を担う。「音で観るダンス」では、音により視覚情報を補助する音声ガイドを担当。古典芸能の語部や漢検・漢字博物館(漢字ミュージアム)にて言葉の起源を表現した空間演出を行う等、言葉と音の源流を探る芸術活動を行っている。2021年にセルフ・プロデュースアルバム「心眼銀河-SHINGANGINGA-」、「視覚詩・触覚詩 心眼銀河 書契」を発表。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。